トヨタ「RAV4」なぜ売れる? 激戦のSUV市場で支持される理由とは
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また、国産ミドルサイズSUVにはほかにも、日産「エクストレイル」やトヨタ「ハリアー」が存在します。
どちらも現行モデルの発売から6年が経っていますが(エクストレイル:2013年12月、ハリアー:2013年11月)、2019年も3万6000台を超える販売台数を記録(エクストレイル:3万6505台、ハリアー:3万6249台)し、ひと月あたりの平均販売台数は3000台を突破。
SUV全体の販売台数ランキングを見ても、RAV4に次ぐ4位(エクストレイル)、5位(ハリアー)と健闘し、比較的安定した売れ行きです。
エクストレイルは歴代モデルでアウトドア感やワイルド感が追求されておりSUVらしいといえる性格ですが、ハリアーは都会派SUVの代表かつ先駆けともいえる存在です。そしてモデルが古いにも関わらず、他社のミドルクラスの都会派SUVより多い販売台数を記録しています。
なぜハリアーは安定した売れ行きなのでしょうか。
ハリアーを扱うトヨタの販売店スタッフは「ハリアーを検討されるお客さまのなかには、単純に新しいものを好まれるというよりも、質感にこだわる人が多いように思えます」とコメントします。
また、別の販売店スタッフは「安定してハリアーが売れていることから上質なSUVを求めるお客さまは一定の数いらっしゃるのは確かだと思います」といいます。
ちなみに初代モデルの発売時期は、ハリアーの初代モデルが1997年なのに対し、RAV4の初代モデルは1994年と、歴史の長さではRAV4の方が長いのですが、RAV4は2016年から2019年の間は国内で販売されておらず、約3年間の空白期間があります。
一方、ハリアーは発売から2020年現在に至るまで絶え間なく販売され続けていて、CX-5やCX-30より長い歴史を持ちます。
ちなみに、CR-Vも初代モデルの発売が1995年と古いですが、初代と2代目のモデルはアウトドアテイストが強いデザインで性格が異なっていました。また2016年から2018年の間は国内で販売されていません。
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近年のトレンドはワイルド系なデザインのSUVですが、「都会派SUVといえば」という立ち位置を確立したハリアーも、ひとつの成功事例を確立したモデルといえるのではないでしょうか。
こんな短い期間で売れ続けてるとか・・・