200万円台で秘密基地が持てる!? 夢を叶える「軽キャンパー」の最新事情とは
軽自動車でもけん引できる軽量キャンピングトレーラー
軽自動車でもけん引が可能なトレーラーは、大人3名が就寝可能!
キャンピングカーは自走できるタイプばかりではありません。
リビングや就寝できる快適なベッドルームまで備えたキャンピングトレーラーもキャンピングカーのひとつです。トレーラーには免許が必要と思われますが、じつは重量によって免許が不要なタイプもあります。
ここで紹介するのは、けん引免許が不要で、さらに非力な軽自動車でも引っ張れるくらいに重さを軽くしたトレーラーです。
山梨県甲斐市に本社を構えるミスティックは、軽トラックをベースにした『キャブコン』のキャンピングカーや、トラックの荷台へ脱着が容易なキャビンタイプにした『トラックキャンパー』などをラインアップしているビルダーです。
今回、紹介するトレーラー『Registro Cuco』は初のお披露目ということになりますが、発売したきっかけを同社常務取締役の芦澤氏に聞くと「元々アルミフレームでキャビンを製作するノウハウがあり、他社製品よりもサイズを小さく、そして軽いトレーラーを製作できると思い発売しました」といいます。実際に重さは標準仕様で480kgという重量を達成。けん引免許が必要な重量の750kg以下を楽々とクリアしているため、免許は不要というワケです。
また壁面には断熱材を注入しており、気密性に優れたガラスウインドウとの組み合わせで、夏は涼しく、冬は暖かい環境を実現しているそうです。さらに室内高は1690mmもの高さを確保しており、十分にくつろげる空間となっています。
唯一無二のスタイルは米国のトラック「F-1」がモチーフ
最後に紹介するのは、ニッサン「NV100クリッパーリオ」をベースにした軽キャンパー「ルートライダー」です。
米国の自動車メーカー、フォードで1950年代に発売されていた「COEパネルバン」をモチーフに、キャンピングカーに仕立てられています。
展示したのは群馬県高崎市に本社があるATV群馬。COEトラックをモチーフしたきっかけは「非現実的なクルマを軽自動車という身近なクルマで乗れる、というのがコンセプトです。アメリカを感じさせる雰囲気をポップで気楽なスタイルで仕上げました」(同社・販売担当)とコメントしています。
じつは同社では米国のスクールバスをモチーフにした車両も販売していたのですが、あいにく売れてしまったそうで、今回はルートライダーを出展したとのことです。
スタイルばかりが注目されますが、丸みを帯びたボンネットやグリルのほか左右ウインカーの位置まで、オリジナルを可能な限り再現しており、クオリティの高さもバツグンです。
車内はシートをフラットにして、ベッドマットを敷いただけのものですが、インターネットに接続できるナビをセットにすることで、車中泊をしながらYouTubeを楽しめるようになっています。
なお、製作期間ですがオーダーから1カ月程度で納車できるそうです。キャンピングカー仕様は別途ご相談になるそうで「細かいところまでオーダーできます」(同)とのことです。
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