運転したのは何年ぶり!? ペーパードライバーあるある5選
免許は持っているけど、運転する機会がない「ペーパードライバー」が増えているといわれています。免許取得後から期間が空いているペーパードライバーは、運転に関わる初歩的なことを忘れがちです。今回は、ペーパードライバーがやりがちな「あるあるネタ5選」を漫画で紹介します。
運転になれている人からは驚きの声も!
ペーパードライバー同士は共感できるかも。今回は、運転に慣れている人が驚くような「ペーパードライバーあるある5選」を漫画で紹介します。
運転免許を取得するには、一般的に教習所か合宿で学科や実技を学んだ後、運転免許試験センターで本試験を受けます。そして、晴れて合格すれば運転免許証が発行されます。
苦労して運転免許を取得しても、公共交通機関が発達している地域に住んでいる場合や、自分や身内がクルマを所有していない場合、レンタカーやカーシェアリングなどで借りない限りは運転する機会はあまりありません。
そうすると、長い期間で運転する機会がなくなるために運転免許証だけを持っている「ペーパードライバー」と呼ばれる部類に属してしまいます。
そんなペーパードライバーは、運転に慣れている人が驚くようなミスや勘違いを起こしやすく、それらを「ペーパードライバーあるある」ともいいます。
では、どのようなペーパードライバーあるあるがあるのでしょうか。今回は5つ紹介していきます。
●エンジンのかけ方がわからない!
最近のクルマは、スマートキーが普及した影響で、ひと昔前のようにキーシリンダーにキーを差し込み、セルモーターでエンジン始動というものは少なくなってきています。
その結果、久しぶりにクルマに乗った際、プッシュボタンを探すのではなく、キーシリンダーを探してしまうため、「運転席に座ってもエンジンのかけ方がわからない」などという事態になるのです。
教習所や合宿で使用される教習車の多くは、キーを挿すタイプのものが多く、若い人でも最初はキータイプに慣れることが多いといいます。
さらには、キーシリンダーの場合構造上的にハンドルの根本に配置されていることが大半でしたが、スイッチタイプの場合、インパネやセンターコンソール、ハンドルなどさまざまな場所に配置できるため、余計にわからなくなるのかもしれません。
●アクセルとブレーキの位置を忘れた
普通免許には「MT免許」と「AT限定免許」がありますが、いまでは新たに免許を取得する人の約6割が「AT免許」を選択しているといいます。
ATのメリットは、面倒なクラッチとギアチェンジの操作から解放され、より簡単に運転できることです。一方で、MT車でクラッチがある位置に、足踏み式のパーキングブレーキを装備しているAT車もあり、実質的に3ペダルになっている車種もあります。
クルマのペダル配置は、ハンドルの位置などに関係なく基本的に決まった場所にあります。足下の右側にあるのがアクセルペダル、その左側に位置しているのがブレーキペダルです。
間違えないようにするには、アクセルはじわっと踏むことです。ブレーキペダルに乗せていた足をアクセルにゆっくり乗せ替えてもわずか数秒のこと。慌てずに操作しましょう。
●右折が怖く、左折ばかりで目的地まで遠回り
多くのペーパードライバーが苦手とするのが「右折」です。対向車の有無を確認し、タイミングよく右に曲がるのが難しく、曲がりやすい左折を繰り返し、結果として遠回りしてしまう人もいるようです。
右折の上手な対処法は、視認で安全が確認できるまで右折しないことです。信号が黄色から赤に変わってしまっても、対向車が停止したことを確認してから右折すればOKです。信号がない交差点でも同様に、視認して絶対に安全が確認できるまで動かないほうがよいでしょう。
道路を横断する歩行者は、止まらずにすり抜けようとする存在です。死角から突然歩行者が飛び出してくることもありますので、対向車とともに歩行者の存在を確認する意識が大切です。
●高速道路で合流のタイミングがわからない
ペーパードライバーにとって、一般道より緊張感が増す高速道路。とくに本線へ合流するときにタイミングがつかみにくいと思った経験があるのではないでしょうか。
高速道路での走行は若干の慣れが必要ではありますが、高速道路には歩行者がいなく、ほかのクルマも同じ進行方向なので、一般道より運転しやすいともいえます。
左側の車線(右側からの合流もありますが)から本線に合流するときに注意すべきポイントは、合流できる十分な速度まで加速することと、右斜め後方から来る車両を確認することです。
合流車線で加速しながらウインカーを出し、サイドミラーで斜め後方を確認して十分な車間距離があることを確認しながら、ゆっくりと車線変更すればいいのです。
●給油口が左右どちらにあるかわからない
ペーパードライバーにとって、ガソリンスタンドでの給油もちょっぴり緊張する場面です。給油口がどちらにあるのか、また給油口の開け方がわからなかったなんて経験はないでしょうか。
これは、給油口を開けるスイッチがどこにあるのかを事前に確認しておくのが最善策です。給油口オープナーは、運転席(シート)の右側側面にあるレバータイプや、ダッシュボードに設置されたスイッチタイプなどがあります。
探したけれど給油口スイッチやレバーが車内に見つからない場合は、給油口のフタを手で押して開けるパターンもあります。
クルマの給油口の配置場所ですが、左右どちらかは車種ごとに違います。メーター内にあるガソリンメーターの給油口マークに小さい三角印で左右どちらなのかが表示されているケースもあり、そこで確認するのが良いです。
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ペーパードライバーにとっては、久々に運転すると最初は戸惑うこともあると思いますが、とにかく安全に運転することが大事です。
こーいう記事を書く前に公安の運転歴と免許歴を混同する免許昇格受験や事故調査の時だけ用いるような場当たりな運転歴を問題視したらどうなのだろうかね?
酒の魚のように安易にペーパードライバーやら高齢者を引き合いに出す記事なら角度を変える必要があるだろ。