人気上昇中のトヨタ「シエンタ」! 人気グレードやオプションはどんなの?
ミニバンのなかでも大きすぎず小さすぎない「丁度いい」イメージの強いシエンタですが、人気のグレードやオプションは、どうなっているのでしょうか。
人気上昇中の「シエンタ」ユーザーの好みは何?
トヨタ「シエンタ」は、国内市場でもっとも売れているミニバンです。とくに、2018年9月のマイナーチェンジで2列シート車を追加した以降は、販売台数を格段に伸ばしています。
では、シエンタの人気グレードやオプションは、どうなっているのでしょうか。
シエンタは、初代モデルが2003年に販売開始され、現行となる2代目モデルは2015年7月にデビュー。現行モデルは、「ミニバン=四角い」というイメージを覆した設計がなされ、「Active & Fan」をキーワードに「トレッキングシューズ」をイメージした新鮮な外観と機能性が高評価です。
シエンタのボディサイズは全長4235mm×全幅1695mm×全高1675mm。室内寸法では、室内長1850mmから2535mm×室内幅1470mmから1490mm×室内高1280mmから1290mmです。
同社の人気ミニバンであるアルファードと比較すると一回り小さいですが、ミニバンの難点とされる「取り回し」が楽という点が好評のようです。
また 2019年8月・9月では、登録車販売台数において同社「プリウス」「アクア」、日産「ノート」などの人気モデルを抜き、シエンタがミニバン初となる販売台数ランキングにおいて首位を獲得します。
そんなシエンタの人気グレードなどについて、トヨタの販売店スタッフは以下のように話します。
――シエンタの人気グレードを教えて下さい。
2列列シート仕様の「FUNBASE」が人気で、とくに上級グレードである「G」が人気です。2列シートモデルは、シートアレンジの種類が豊富なほか、室内の広さは好評を頂いています。
なかでも「G」が人気な理由は、安全装備の充実が大きいです。トヨタセーフティセンスが標準装備なほか、助手席だけでなく両側がパワースライドな点や、運転席のアームレストの有無といった細かい要素が充実しているため、人気です。
――人気のオプションを教えて下さい。
インテリジェントクリアランスソナーは、追加される人が増えている印象です。とくに、小さいお子さまがいるご家族では、巻き込み事故を防止するために付ける人が多いです。
パラノミックビューモニターも人気です。免許を取り立ての若い人などは、ミニバンがいいけど運転にそこまで自信がないという人が多く、駐車支援機能を充実させる方が多い印象です。
また、FUNBASEはアウトドアで使用する人も多く、キャンプでも使える1500Wまで対応のアクセサリーコンセントや、収納関係のディーラーオプションを追加される人もいらっしゃいます。細かいフックやポケットが多いので、さまざまなグッズを車内で使えるのも人気です。
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さらに、機能性以外にもデザイン的な評価も高いようです。前出とは別のトヨタ販売店スタッフは以下のように話します。
「FUBASEではブラック×ベージュの2トーンが標準となっていますが、それ以外のグレードでも、とくに若い人には2トーンのボディカラーが好評です。シエンタ以外にも、2019年12月から受注を開始した新型『ヤリス』でも2トーンカラーは人気があります」
シエンタは基本的な装備は全グレードで充実していますが、なかでもポイントとなるのは、トヨタの販売店スタッフも話すように「トヨタセーフティセンス」が標準装備かどうかや、使用用途をしっかり考えるという点です。
また、2トーンのカラーリングは、ブラック×ベージュ以外の5種はメーカーオプションとなっています。お金を払ってでも2トーンがいい、というほど人気があるのはシエンタが中身と見た目がともに充実した才色兼備なクルマであることを証明しています。
マイナーチェンジでさらに人気車種の地位を確立したシエンタは、2020年もこの好調をキープできるのか、注目です。
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