電柱を破損させたらいくら? 車で公共物を壊した際の対処方法とは
公共物破損の事故を起こしてしまった場合、取るべき行動とは?
事故により公共物を破損させてしまった場合、どのような行動を取るべきなのでしょうか。

はじめに、ドライバーは二次被害や歩行者を防止し、ほかのクルマの交通の妨げにならないように自身のクルマを移動しなければなりません。現場の状況保存のためにクルマをそのままにしておくことは、危険な行為です。
また、クルマが走行できる状態である場合は、可能なかぎり安全な場所まで移動させましょう。走行が不能な状態の場合は、三角板や発煙筒を設置して周囲に危険を知らせることが大切だといえます。
これらは、道路交通法の第72条1項に含まれており、事故を起こしたドライバーは把握と理解をして措置をしなければなりません。
次に、各方面に連絡をします。けが人などがいる場合は、救護対応ならびに救急への連絡が優先され、物損事故であれば最初に警察に事故に関する詳細を報告します。伝える内容は、発生日時や場所、死傷者の有無や破損した物、程度などに加えて事故を起こしたクルマや事故の状況などです。
さらに、ガードレールや標識など公共物の所有者への連絡になりますが、現場に到着した警察から所有者へ連絡がおこなわれるケースもあります。
ちなみにガードレールは、国や都道府県、市町村などの道路管理者に連絡します。電柱は電力会社や電話会社、標識、信号機などは公安委員会や道路管理者となります。
万が一、事故によって公共物を破損させた場合には、迅速に適切なところへ連絡することが大切です。
Writer: Peacock Blue K.K.
東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。






