「59分までは違反じゃない」は本当? パーキングメーターやチケットの利用実態とは

微妙に異なるメーター式とチケット式の使い方とは

 パーキングメーターとパーキングチケットは利用方法が異なります。まず、パーキングメーターを利用するときは、機械に表示されている時間が「0分」になっていることを確認します。

 その後、駐車枠に車両を駐めたら、本体に指定されていた手数料を投入。多くのパーキングメーターでは、支払いは前払い制となり、100円硬貨のみが利用可能です。

 手数料を投入後、「未納」と書かれたランプが消灯。必要に応じて領収書も発行できますが、駐車時間の延長や貸し切り、場所取りなどはできません。

 なお、駐車料金ではなく手数料としている理由について、警視庁は「パーキングメーターなどの維持管理に必要な費用を、利用される方から『手数料』として納めていただくもののため、駐車料金とはしていません」と説明しています。

駐車違反を取り締まる駐車監視員(通称:緑のおじさん)
駐車違反を取り締まる駐車監視員(通称:緑のおじさん)

 また、パーキングチケットでは、車両を白線内に駐めた後に、近くに設置してある機械で発給を受けた日時や駐車を終了すべき時刻などが自動的に印字されたチケットを受け取ります。

 支払いは前払いとなり、チケットの領収書部分を剥がすことでシールが出てきます。そのシール部分をフロントガラスの内側に貼り付けることで完了です。

 パーキングメーターとパーキングチケットは、必ずしも24時間利用できる訳ではありません。機械が設置されている道路では、青色の「P」と表記された規制標識や白色の補助標識に利用可能日時や条件が記載されており、その条件に沿っての利用ができます。

 たとえば、規制標識に「9-17 60」、補助看板に「日曜・祝日を除く」と記載されている場合は、9時から17時までの時間帯に60分間駐めることができ、日曜日や休日は利用できません。

 あらかじめ、都市部などでパーキングやメーターやチケットを利用する際は、事前に利用方法を確認することで、円滑な駐車が可能です。

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