レビンやランサーが現役!? 名車の名前を受け継いだ海外専用車5選
日本のベストセラーカーの名が海外でも活躍
●スズキ「ワゴンR」
スズキ「ワゴンR」は初代が1993年に発売された軽トールワゴンで、秀逸なデザインとパッケージングで、大ヒットを記録。
これまで、インドでも日本のワゴンRをベースにしたモデルが販売されてきましたが、2019年1月にインド専用モデルのワゴンRが発売されました。
インド製として3代目となる新型「ワゴンR」は、新プラットフォーム「HEARTECT(ハーテクト)」を新たに採用し、初めてAセグメントの専用ボディとなります。
従来モデル比で全幅を145mm拡大し、ボディサイズは全長3655mm×全幅1620mm×全高1675mmです。
また、力強く安定感のあるデザインに刷新することで、ワゴンRの特長である広い室内空間を実現しています。
エンジンはこれまでの1リッターガソリンエンジンに加え、よりパワフルな1.2リッターガソリンエンジンを新たに設定。トランスミッションは5速MTと、スズキ独自のAMT(オートメーテッドMT)であるAGSも採用されました。
1999年にインド市場へ投入したワゴンRは、スズキが得意とする小型エントリーカーの主力モデルとして高い評価を得て、これまで累計で約220万台を販売するベストセラーカーです。
●ホンダ「シティ」
1981年に発売された初代ホンダ「シティ」は、背の高いキャビンとエンジンルームを極力小さくするレイアウトを採用。居住空間を広くし、それ以外はコンパクトに収めるというコンセプトは、後のコンパクトカー開発に大きな影響を与えました。
シティは1986年に2代目が発売されますが1994年には生産を終了し、後継車の「ロゴ」にバトンタッチしますが、国外向けに名前だけ残り、現在は新興国向けのセダンとして新世代のシティが販売されています。
現行型のシティは日本名「グレイス」として国内でも販売されているモデルで、コンパクトハッチバックの「フィット」をベースにトランクを設置。デザインもスタイリッシュなコンパクトセダンとなっています。
主な仕向地はインド、タイ、中国などで、基本的な部分はグレイスに準じた仕様ですが、インドではディーゼルエンジンもラインナップされています。
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日本で消滅してしまった車名が海外で生き残っているということは、じつは日本でもまだまだ通用したのではないでしょうか。
実際、トヨタ「クラウン」や「カローラ」、日産「フェアレディZ」などは、50年以上も変わらずに使われています。
いま、日本車は欧州車のようにグローバルで車名を統一する動きがありますが、もう少し長い目で見てもよいのかもしれません。
AE111系レビンが消滅するとスポーティグレードがなくなるとあるけど9代目カローラには、HBカローラランクスZ、ZエアロツアラーとワゴンのカローラフィールダーZエアロツアラーがあるったで。どちらも190psの1.8リッター2ZZ-GEエンジンを搭載し6MTと4ATの設定。このエンジン他の車種でも1代限りやけどロータスにも搭載されていたスポーツエンジンや。