3列SUVどれが広い? ミニバン嫌な人におすすめな国産3列シートSUV車 5選

ラージサイズSUVの3列シート車

●マツダ「CX-8」

 マツダ「CX-8」は、2017年登場のラージサイズSUV。直近では2018年に商品改良し、新たに2種類の2.5リッターガソリン車が追加されました。ガソリン車のグレードの追加により、ラージSUVながら200万円台のグレードが登場しています。

 ボディサイズは、全長4900mm×全幅1840mm×全高1730mm。室内寸法は、室内長2690mm× 室内幅1540mm × 室内高1250mm。全長4900mm、ホイールベース2930mmのロングボディで、取り回しには気を使いそうですが、そのぶん室内空間を十分確保しているといえます。

 CX-8は、マツダ国内最上級の3列シートSUVです。マツダはミニバンの生産を廃止しており、ミニバンからの乗り換えユーザーも増えているといいます。

 3列目シートの居住性は、3列シート車として設計されただけあり、成人男性(身長170cm)でも余裕のある空間を確保しているほか、乗降性にも優れています。

 CX-8は、全グレードが3列シート車です。価格は、ガソリン車が289万4400円から424万4400円。クリーンディーゼル車は、360万7200円から446万400円です。

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マツダ「CX-8」の3列目シート
マツダ「CX-8」の3列目シート

●トヨタ「ランドクルーザープラド」

 トヨタ「ランドクルーザープラド」の現行モデルは2009年登場。直近では2017年にマイナーチェンジし、衝突回避支援パッケージ「Toyota Safety Sense P」(名称は当時)が標準装備されました。

 ボディサイズは、全長4825mm×全幅1885mm×全高1835mmから1850mm。室内寸法は、室内長2520mm×室内幅1565mm×室内高1240mmです。

 トヨタのランドクルーザーシリーズは、世界で高い評価を受けている本格的クロスカントリー車で、街乗りにも十分使えますが、悪路走破性など機能面を重視した車種です。

 ランドクルーザープラドにはガソリン車とディーゼル車があり、それぞれ2列シート車と3列シート車が設定されています。

 3列目シートの居住性は、成人男性(身長170cm)でも余裕があります。また3列目のシートは、スイッチを押すだけで自動的に格納・復帰します。

 ランドクルーザープラド(3列シート車)の価格は、ガソリン車は369万2520円から420万2280円。ディーゼル車で430万7040円から536万3280円です。

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 一口に「3列シートSUV」といっても、いろいろなモデルが登場してきました。今回、紹介したモデル以外にも、三菱の本格派クロスカントリー車の「パジェロ」も300万円台からラインナップしていますが、2019年8月で国内モデルの生産を終了します。

 400万円台以上になれば、国産の3列シートSUVには、ほかにもトヨタ「ランドクルーザー」(200系)、レクサス「LX570」「RX450hL」などがあります。

 3列目シートの居住性は、全車3列シートのラージSUVとして設計されたマツダ「CX-8」が一歩抜けている印象ですが、全長4900mmのロングボディは狭い道路などでは取り回しに気を使うことが多いでしょう。

 3列目シートには普段から大人が座るのか、一時的に使えればいいのか、遠出することが多いのかなど、自分の使用用途に合ったクルマを選択するのが大切です。

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