高速道路を使用した長距離ドライブに欠かせない、サービスエリアやパーキングエリア（以下SA・PA）は、運送、タクシー、高速バスなどを運転するプロのドライバーにも人気です。

　そこで、旅行情報誌『じゃらん』は、プロドライバー約1000人を対象に、関越自動車道の全SA・PAの中から「利用して良かったSA・PA」についてアンケートを実施。ランキングの結果とともに、トップ５のおすすめグルメを公開しました。

　●１位：三芳PA（下り）

　ランキング第1位に選ばれたのは、SAではなくまさかのPA。三芳PA(下り)は、関越道の玄関口に位置するPAで、SA並みの規模と機能を備えています。そのため、東京のおみやげラインナップも豊富です。

　そんな三好PA(下り)のおススメグルメは、地元埼玉県産の黒豚「彩の国黒豚」を160g使用した、ボリューム満点の「彩の黒豚焼肉丼（900円／キッチンおはやし）」。地元三芳町産の黒ニンニクと国産じゃがいも、国産牛のミンチが入ったスパイシーな「三芳牛にんコロッケ（210円／グルメ・デリ）」も、ハズせません。

　●２位：上里SA（下り）

　第2位に選ばれたのは、上里SA(下り)。ご当地豚肉「姫豚」をはじめ地元のメニューや商品を豊富に取りそろえ、B級グルメも人気のSAです。

　そんな上里SA(下り)で是非食べて欲しいのが、料理長特製のタレが自慢の「姫豚の生姜焼き定食（1,200円／レストラン）」です。地元のブランド豚「姫豚」を使用して、脂身がしつこくなくジューシーな味わいが特徴となっています。

　また、上里町のマスコット「こむぎっち」をかたどった、こむぎっち焼き（お好み焼き風）（1個250円／テイクアウトコーナー）も、食べ応え十分。お好み焼き風は1個160ｇと、これだけでランチにもなるボリュームです。

　●３位：三芳PA(上り)

　第3位に輝いたのは、トップと同じ「三芳PA」の上り側。三芳PA(上り)は、20店舗以上の専門店がそろうPAです。ショッピングゾーンには、焼き立てパンやお惣菜などの美味しいグルメが並び、さまざまなイベントが開催されています。

　三芳PA(上り)に立ち寄ったら是非食べて欲しいのが、1カ月に3281個を販売したこともある「抹茶白雪ソフト（340円／新井園本店）」。狭山産の抹茶を使った濃厚なソフトクリームと、バニラソフトクリームのミックスで、年間を通じて人気のデザートです。

　普通のつくねの約4倍あるという、「マンモスつくね（540円／鳥麻）」もおススメです。骨や大葉も入って食感や味の違いが楽しめる、ボリューム満点のつくねは、見た目もオシャレでお土産にも最適な逸品となっています。

　●４位：高坂SA(下り)

　高坂SA(下り)には、埼玉の地場食材を使ったメニューやおみやげが勢ぞろい。地元、東松山や秩父の郷土料理も味わえるSAです。

　そんな高坂SA(下り)でおススメなのは、埼玉県小川町にある創業90余年の老舗「藤屋精肉店」が手掛けたカレー風味の「小川町コロッケ（1個250円／スナックコーナー）」。1カ月で3991個も売れる人気商品です。

　店舗で抽出した氷温熟成コーヒーのエスプレッソをバニラミックスとブレンドした、甘くてほろ苦い「エスプレッソソフトクリーム（350円／キーズカフェ）」もデザートにいかがでしょう。

　●５位：上里SA(上り)

　上信越道、北関東道が合流する最初のSAとなる上里SA(上り)には、群馬県、長野県、新潟県、栃木県のグルメやおみやげがそろっています。

　さまざまな土地の美味しいものが集まる上里SA(上り)で、忘れてはいけないのが上州牛入りメンチカツと上州麦豚入りコロッケが合体した、「赤城どりのタレかつタルタル（580円／Panini KITCHEN ロイヤルベーカリー）」です。長さ約15cmの大ボリュームで、コストパフォーマンスも高く、1カ月に2481個売れる大人気の一品です。

　また、赤城山麓などの恵まれた環境で育つ赤城どりのフライをカリッと焼いたパンにサンドした、「赤城どりのタレかつタルタル（580円／Panini KITCHEN ロイヤルベーカリー）」もおススメで、肉質がしっかりとした赤城どりから旨みが広がり、キャベツやレタスがたっぷり入っているのも嬉しいところです。