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ベントレー「コンチネンタルGTコンバーチブル」世界トップレベルの走りとラグジュアリーが融合

レーシングカー並みのスペックを誇る6リッターW12ツインターボエンジン

 搭載されるエンジンは、おなじみの6リッターW12気筒ツインターボ TSIエンジンです。低回転からターボが効いてくる扱いやすい特性ながら、気筒休止システムで省燃費を実現しています。

 環境対策も行ってくれるユニットで、ユーロ6のフェーズ2を視野に入れた仕上がりとなっています。

ベントレー「コンチネンタルGTコンバーチブル」

 最高出力は635ps、最大トルクは900Nmなので、もはやなんの不自由もありません。これは、ひと昔前であればスーパーカーを超えたレーシングカーのスペックです。

 出だしから最高速度までの全方位的な高い要求に応えてくれ、高速道路はもちろんワインディングでもその威力を発揮します。細かいアクセル操作に対する素早いレスポンスに、運転が楽しくなる要素が詰まっています。

 そんなW12を積んだコンバーチブルですが、先日北米マーケット向けにV8エンジン仕様車が販売されることがアナウンスされました。

 詳細を聞いてみると、アメリカでは12気筒エンジンの登録が難しく、その対応策として他マーケットより早くV8モデルを投入したそうです。そのため、ヨーロッパや日本への導入は2020年になると予想されます。

屋根を閉めた状態でもコンバーチブルとは思えないほどの静粛性

 また、風の巻き込みはどうかというと、それもかなりよくできていて、これは風洞実験を繰り返した結果だといえます。

ウッドパネルを用いた「コンチネンタルGTコンバーチブル」の贅沢な内装

 サイドからの風の侵入はほぼなく、気になるリアからの巻き込みも低く抑えられていて、ウインドリフレクターを装着すればほとんど気にならないレベルです。そのため、かなりの速度域でも、助手席との会話で声を荒げることはありません。

 さらに驚いたのは幌を閉めたときの静粛性です。4層のファブリックとその間の遮音材が最大の効果を発揮し、資料によるとその静かさは先代のクーペと同等だそうです。

 このこだわりこそ、まさにコンバーチブルを開発する上での重要項で、試乗の最後の方は屋根を閉めて走っていましたが、しばらくするとコンバーチブルであることを忘れていたほどでした。

 これがコンチネンタルGTコンバーチブルとのファーストコンタクト。とにもかくにもかっこよく、クラシックとモダンを融合させたデザインは絶妙です。

 屋根の素材を幌にしても、これだけ違和感がないのは立派と言うべきレベルで、ベントレーは走りで勝負するブランドですが、デザインクオリティも世界トップレベルに到達したと断言できる仕上がりでした。

【了】

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