新型「RAV4」発売でトヨタの売れっ子SUV「C-HR」が危機に?
あらゆる路面状況に対応する新型「RAV4」
今回、国内市場に投入された「RAV4」には、最近関心の高まっているアクティブさをサポートする3種類の4WDシステムが備わっています。

ガソリン車には、従来と同じシステムのほかに、走行状況に応じて前後トルク配分に加え、後輪トルクを左右独立で制御する機構と4WD走行が不要と判断した場合には、後輪への動力を遮断して燃費向上を図る新開発の「ダイナミックトルクベクタリングAWD」を世界初採用。
ハイブリッド車には、最新のハイブリッド技術を継承した新型E-Fourを採用。後輪の最大トルクを増加させ、前後のトルク配分を大きく変更可能な制御を行うほか、後輪トルクを上げたことで降雪時や雨天時における登坂発進時の安心化も向上させています。
また、路面や運転状況に合わせて駆動力・4WD・ブレーキ・ステアリングを総合制御可能な走行モードを選択できるために、優れた操縦安定性や走破性など快適に運転できるのです。
価格帯において、「C-HR」は229万から297万9200円なのに対して、「RAV4」は260万8200円から381万7800円。ハイブリッド車にこだわらないのであれば、比較検討となる価格帯といえます。
奇抜なデザインの「C-HR」から都会派「ハリアー」、王道「ランドクルーザー」という独身層からファミリー層までを網羅するラインナップに、新型「RAV4」が加わることでトヨタブランドのSUVモデルは他社を圧倒するラインナップとなるのです。
【了】
Writer: くるまのニュース編集部
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