VW伝説のバギーが復活! 電動化とハイパフォーマンスに特化した4つのモデルを発表

2019年3月5日から開催されたジュネーブモーターショー2019で、VWは4つのモデルを発表しました。電動化を軸に開発された2車と、ハイパフォーマンスに特化した2車、どれも世界初公開となります。

電動化して復活したVWの「デューンバギー」

 フォルクスワーゲン(以下VW)は、2019年3月5日から開催されたジュネーブモーターショー2019で、4モデルを世界初公開しました。

 これら4モデルは「e-モビリティ(電動化)」と「パフォーマンス」という、ふたつの大きな特徴でカテゴライズされます。

●I.D.BUGGY

空冷ビートルをベースにした「デューンバギー」をオマージュした「I.D.BUGGY」

「I.D. BUGGY(アイディバギー)」は、VWグループで数多くの電気自動車に採用される予定のモジューラー・エレクトリフィケーション・プラットフォーム(MEB)を用いて開発されました。

 このコンセプトカーは、カリフォルニアのビーチや砂漠で生まれた伝説的な「デューンバギー」を現代風にオマージュ。

 クールな外観、オープンエア、ゼロエミッションを特徴としており、夏の海岸や街中を走ることができるハイテクモデルです。

 フロア下に高電圧バッテリーを搭載したこの電動バギーは、クルマと共に過ごすライフスタイルを一変させる魅力を持っています。

●新型パサート

8代目となる新型「パサート」がワールドプレミア

 これまで以上に快適かつデジタル化しつつ、高度なコネクテッド機能を備える8世代目の新型「Passat(パサート)」は、世界でもっとも成功した最新のミドルサイズセダンです。

「パサート」は、あらゆる速度域で部分自動運転を実現できる 「トラベルアシスト」に加え、「キャパシティブス・テアリング(ハンドル保持検知機能)」という先進機能を搭載しています。

 また、プラグインハイブリッドモデルの「パサートGTE」は、EVモードの航続距離が大幅に伸びて、短時間であればEV同様のゼロエミッション走行が可能です。

復活した「デューンバギー」やハイパフォーマンスSUV「T-Roc R」を画像でチェック(22枚)

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