ホンダの「N-BOX」は、2011年から現在まで高い人気を維持し続けるロングセラーです。
　
　現在は2023年に登場した3代目を展開していますが、2024年9月に「N-BOX JOY」という新モデルが追加されました。
　
　今回は「アクティブスタイルのN-BOX」として注目を集めているN-BOX JOYをご紹介します。

　N-BOX JOYは2024年9月27日に発売された、3代目「N-BOX」の新モデルです。

　ホンダによると、「アウトドアを手軽に楽しみたい」「自分だけのくつろぎの空間が欲しい」といったユーザーの声に応える形で開発した1台。

　ユーザーのニーズに合わせて、「日常をもっとアクティブに楽しむための頼れる道具感」を際立たせています。

　例えばエクステリアでは、ブラックの専用バンパーをフロント・リアに装備するなど、全体的にアウトドアテイストになっているのが特徴です。

　フロントは塊感のある造形のフロントグリルを装備し、ドアロアーガーニッシュやドアミラー、アウタードアハンドルはブラック塗装で統一。

　通常グレードよりスタイリッシュかつ力強さを感じさせるスタイルになっています。

　また、NAモデルはベルリナブラック塗装のスチールホイールとハーフホイールキャップ、ターボエンジンモデルはメッキホイールリングを採用しているのもN-BOX JOYのポイントです。

　他にも、ロゴが際立つ専用フロントグリルと、バンパーまわりを引き締めるLEDフォグライトをセットにした追加オプション「アクティブフェイスパッケージ」も用意。

　より個性的かつアウトドア感のあるスタイルにしたい人は、N-BOX JOYを選択するといいかもしれません。

　インテリアでは「ふらっとテラス」という、後部座席をダイブダウンさせて、広々とした車内空間を生み出す座席収納システムを採用。

　ホンダによると、通常のN-BOXと比較してフロア後端を80mm高くすることでフラットに近づく床面を創出したとのこと。

　加えて、収納時には「床」になるリアシート背面にプレートを追加し凹凸を削減。

　さらにフロアの凹凸を削減するなど、よりフラットになるような工夫が施されています。

　座席シートには撥水素材を使用したチェック柄のファブリックをN-BOXシリーズで初採用。

　エンジンタイプによってシートタイプは異なり、NAモデルはトリコット素材と撥水ファブリックのコンビシート。

　ターボモデルはしっとりとした質感のプライムスムース素材と撥水ファブリックのコンビシートとなっています。

　リアシート背面も撥水素材が用いられており、座席を収納してふらっとテラスにした際は、フロアのほぼ全面が撥水面となる仕組み。

　飲料をこぼした際は拭き取りやすく、濡れた荷物を搭載しやすくなっているのも魅力です。

　また、約18リットルと大容量のフロアアンダーボックスを備えている点も見逃せません。

　ホンダによると「折りたたみ式のアウトドアチェアとアウトドアテーブルなどが同時に収納可能」とのことで、キャンプなどアウトドアはもちろん日常の買い物でも重宝します。

　販売価格（消費税込）はNAモデルが184万4700円から206万300円、ターボモデルが204万4900円から226万500円です。

　グレード次第ではありますが、N-BOXや「N-BOX CUSTOM」と価格は大きく変わらないため、街乗りメインだとN-BOXやN-BOX CUSTOM、アウトドア好きな人はN-BOX JOYといった形で選択するといいかもしれません。