あの名車が1200万円で日本上陸!? ランチア「ストラトス」のレプリカモデル「The STR」公開
英国製ランチア・ストラトスのレプリカ「The STR」のジャパンプレミアが開催!
英国製「ランチア・ストラトス」日本上陸
ukクラシックファクトリーは、2019年2月8日、英国製ランチア・ストラトスのレプリカ「The STR」のジャパンプレミアを実施しました。
ランチア「ストラトス」とは、1971年のイタリア・トリノ―ショーでプロトタイプが発表され、翌年より販売が開始されたイタリア製のスポーツカーです。
市販車である一方で、その構想段階からラリー参戦を意識した生粋の戦闘機でした。数々のラリーシーンで活躍を見せ、WRCで3年連続メイクス・チャンピオンを含む14回のワールド・チャンピオンと68回の世界タイトル受賞という、まさに伝説のラリーカーなのです。
一方で、市販仕様のストラトスの販売は決して成功したとはいえず、総生産台数は492台に留まり、開発及び生産を請け負ったベルトーネの工場火災の影響を受け、世に出ることがなかった車両も存在します。
悲劇のヒーローであり、現存数 400台に満たないとされます。生産終了後、素晴らしい戦歴と優れた運動性能を持つストラトスの魅力が見直され、多くのレプリカモデルが誕生しました。
今回、日本初披露された「The STR」も同様のレプリカ車ですが、開発生産を行う英国「リスター・ベル・オートモービル」は、姿だけでなく、性能面でもストラトスらしさを表現することに注力したといいます。
他社のレプリカのように、パイプフレーム構造ではなく、RAC ブルーブックに準拠したシャーシ一体型のロールケージ持つスペースフレームを自社にて独自開発し、実際のラリーに参戦可能な領域まで、ボディ剛性を高めているのが大きな特徴です。
そして今回、ukクラシックファクトリーが国内独占輸入販売を結んだことから、日本導入が決定したとのことです。