いまや絶滅危惧種「水平対向エンジン」 スバルとポルシェが続ける理由とは

電動化が進むクルマ業界のこの先は…

 スバル同様に「水平対向型エンジン」を採用しているのがドイツの自動車メーカー「ポルシェ」です。現在では「パナメーラ」や「カイエン」「マカン」以外のスポーツモデルに採用しています。

ポルシェ「911GT2 RS」の水平対向型エンジンカットモデル

 ポルシェが「水平対向型エンジン」の採用を続ける理由には、ポルシェの1号車として登場したポルシェ「356」に搭載されたのがきっかけで、その後の「911シリーズ」を代表する名車達に採用され続けた伝統性や前述の“クルマを走らせる上でのメリット”なども採用され続ける理由です。

 従来、ポルシェの「ボクスター」「ケイマン」には、「水平対向6気筒エンジン」を搭載してきましたが、年々厳しくなる燃費規制やパワー・トルク向上の技術革新により、2016年から「水平対向4気筒エンジン」にシフトしたモデルも登場しています。

 将来的には、さらなる燃費規制や電動化が予想されるなか、ポルシェは、2025年までに全モデルの50%を電動化すると宣言。プラグインハイブリッド(PHEV)や電気自動車(EV)の投入を進めていく計画です。

 一方、スバルは「水平対向型エンジン」と電動技術を組み合わせた新開発のパワーユニット「e-BOXER」を展開。燃費の悪さをカバーするとともに、規制にも対応していくとしています。

 同じ燃費の悪さで、一旦は姿を消したマツダの「ロータリーエンジン」は、モーターの発電用として新たに開発が進められ、近い将来には市販車に搭載して登場する予定です。

 独自性をもつ「水平対向型エンジン」も何らかの形で残り続けることを期待せずにはいられません。

【了】

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