兄弟車とは言わせない! プラットフォーム共有のレクサス「UX」とトヨタ「C-HR」の違いとは?

2018年3月6日から18日に開催された2018年ジュネーブモーターショーで世界初披露されたレクサス新型「UX」の発売が間近に迫っています。今回はその「UX」と同じプラットフォームを使用することやサイズ感が似ているトヨタ「C-HR」との違いについてご紹介します。

プラットフォームを共有するも、その仕上がりはまったくの別物

 2018年ジュネーブモーターショーで初披露され話題を呼んだレクサスの新型コンパクトSUV「UX」が、発表から半年以上の期間を経ていよいよ11月末に発売されます。今回はその注目の新型車とプラットフォームを共有するトヨタの人気車種「C-HR」との違いをお伝えしていきます。

トヨタ「C-HR」とレクサス「UX」の違いとは?

 2015年に登場した4代目プリウスで初採用され、その高い剛性が生み出す走行性が好評を得ている“GA-Cプラットフォーム”を使用するこの二台は、そのホイールベースこそ2640mmと同じものの、「C-HR」が全長4360mm×全幅1795mm×全高1550mmなのに対し、「UX」では全長4495 mm×全幅1840mm×全高1520mmと全高以外は一回り大きめの設定とされています。

 外装のデザインにおいては、「C-HR」では彫刻的な面造形の「ダイヤモンド」をモチーフにエッジの効いた強く絞り込んだボディに、アーバン・クロスオーバーというコンセプトで開発された「UX」ではタフな力強さを強調する厚みのあるイメージと、趣の異なるスタイルが与えられています。

 また、それぞれ上位グレードでは専用の装備を用いることでその個性がさらに引き出されており、「C-HR」の “G”では切削光輝とブラック塗装、センターオーナメント付の18”ホイールを採用することでエッジの効いたデザインを強調。

「UX」の“F SPORT”ではグリルメッシュとサイドグリルを他のレクサス車でも導入されている“Fメッシュパターン”とすることで、スポーティさとブランドイメージの統一が図られています。

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