ヤマハ「“新”ネイキッドモデル」登場! 119馬力の“3気筒”スポーツに「クラッチなし仕様」も設定!? 「0.1秒変速」の「MT-09」2027年モデル欧州で発表
ヤマハ・ヨーロッパは2026年10月、「MT-09」の2027年モデルを発表しました。
ヤマハ独自の3気筒エンジンを搭載
ヤマハ・ヨーロッパは2026年10月、「MT-09」の2027年モデルを発表しました。
最新モデルでは従来モデルと同じく、クラッチレバーを備えたMT仕様と、自動で変速するATモードを選べる「Y-AMT」仕様が用意されています。
MT-09に搭載されるパワートレインは、EU5+に適合する排気量890ccの水冷直列3気筒CP3エンジンです。最高出力は87.5kW(119.0PS)/10,000rpm、最大トルクは93.0Nm(9.5kgf-m)/7,000rpmを発揮し、ボアとストロークはそれぞれ78mm、62.1mmで、圧縮比は11.5:1です。変速機には常時噛合式6段を採用し、A&S(アシスト&スリッパー)クラッチを組み合わせています。

Y-AMTの変速に要する時間は0.1秒で、同仕様には、スマートキーが指定範囲内にあれば始動できるスマートキーシステムも備わります。
電子制御には、スーパースポーツモデル「YZF-R1」で開発された6軸IMUを活用しています。バンク角に応じて作動するライダーエイドとして、3モードのトラクションコントロールシステムのほか、スライドコントロール、前輪リフトコントロール、ブレーキコントロールを備えます。強いブレーキングで後輪がロックした際には、バックスリップレギュレーターがトルクを制御して安定性を確保します。
Y-AMTと連動するヤマハライドコントロールでは、SPORT、STREET、RAINの3つのライディングモードに加え、2つのカスタムプログラムを設定できます。
車体には、デルタボックス・レイアウトを現代的にアレンジしたCFアルミダイキャストフレームを採用しました。フロントサスペンションは調整可能な41mm径の倒立フォーク、リアはリンク式です。
鋳造でありながら鍛造に匹敵する強度と圧倒的な軽量化を実現した、回転塑性加工「スピンフォージドホイール」にはブリヂストン製「Battlax Hypersport S23 M」を装着し、タイヤサイズは前が120/70ZR17、後ろが180/55ZR17。
ブレーキは、ブレンボ製ラジアルマスターシリンダーと298mm径のフロントダブルディスク、4ピストンキャリパーを組み合わせ、リアには245mm径のシングルディスクを備えます。
外観は、日本のストリートに見られる都市のサブカルチャーから着想を得たものです。カバーで覆われた2眼LEDヘッドランプとフューエルタンクをコンパクトにまとめ、シャープな造形に仕上げています。
ライディングポジションはやや前傾で、タンク上部のアコースティックアンプリファイアグリルとエアインテークダクトにより、特に高速走行時のサウンドを強調します。
4つの表示テーマを持つ5インチのフルカラーTFTメーターも装備されており、MyRideアプリでスマートフォンと接続すれば、メッセージ通知、通話、音楽に対応するほか、Garmin StreetCrossアプリによるフルマップナビゲーションも利用できます。通話や音楽には別途Bluetooth接続のヘッドセットが必要です。
ウインカーは操作に応じて3回点滅と連続点滅を使い分けられ、15秒が経過し、かつ150m以上走行すると自動で消灯します。急ブレーキを検知した際には、エマージェンシーストップシグナルがウインカーを点滅させます。
全長は2,090mm、全幅は820mm、全高は1,145mmで、シート高は825mm。ホイールベースは1,430mm、燃料タンク容量は14Lです。車両重量は標準の6速マニュアルが193kg、Y-AMTが196kgとなっています。
なお、カラーリングはアイスストーム、レッドライン、アイコンブルー、テックブラックの4色が用意されています。
Writer: くるまのニュース編集部
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