トヨタ「カローラ」級サイズの新型「5人乗り“セダン”」価格に注目! 1リッターターボに「8速AT&6速MT」搭載! 初の“後席マッサージ”もあるシュコダ「スラヴィア」印国仕様とは
シュコダ・オート・インディアは2026年10月6日、改良型「スラヴィア」の価格を発表しました。インドで開発・生産される5人乗りセダンは、1リッターターボ車に8速ATを新採用。上級仕様に後席マッサージも用意した改良型は、どんなクルマなのでしょうか?
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チェコの自動車メーカー、シュコダのインド部門であるシュコダ・オート・インディアは2026年10月6日(現地時間)、改良型の4ドアセダン「スラヴィア(Slavia)」の価格を発表しました。
同年8月に初公開されたモデルで、今回の改良では1リッターターボエンジンに新たに8速ATを組み合わせたほか、上級仕様には後席マッサージ機能を設定しています。
スラヴィアは、インド市場向けに現地で開発・生産されている5人乗りセダンです。現行型は初代モデルで、2021年11月に初公開され、2022年2月に発売されました。SUV「クシャック(Kushaq)」に続く、現地化モデルの第2弾です。

累計販売台数は2026年8月時点で8万台近くに達し、同セグメントのベストセラーセダンのひとつとなっています。また、ベトナムや中東、アフリカにも輸出されています。
プラットフォームには「MQB-A0-IN」を採用。フォルクスワーゲングループのモジュラープラットフォーム「MQB」を、シュコダがインド市場向けに適合させたもので、クシャックなどにも使われています。
ボディサイズは、改良前のモデルで全長4541mm×全幅1752mm×全高1507mm、ホイールベース2651mmです。
ちなみに、日本の代表的なセダンであるトヨタ「カローラ」のボディサイズは、全長4495mm×全幅1745mm×全高1435mmです。比較すると、スラヴィアはカローラより全長が46mm長く、全幅は7mm広く、全高も72mm高くなっています。
エクステリアでは、新デザインのLEDヘッドライトを採用しました。LEDテールランプもデザインを変更し、リアのウインカーには流れるように光るシーケンシャルタイプを採用しています。
さらに、グリルを横切るクロームのラインや前後の意匠変更、新デザインのアルミホイールなどによって、より洗練された外観に仕上げています。
ボディカラーは全10色で、「アークティックシルバー」と「カプチーノベージュ」が新色です。このうちカプチーノベージュは、2026年12月から納車される予定です。
スポーティ仕様の「モンテカルロ(Monte Carlo)」は、2トーンのボディカラーにブラックの外装パーツや赤いストライプ、専用エンブレムを組み合わせ、シュコダのラリーの伝統をイメージしたデザインに仕上げています。
インテリアで注目したいのが、新たに採用された後席マッサージ機能です。
上級仕様の「プレステージ(Prestige)」とモンテカルロに設定され、シュコダは同セグメント初の装備と説明しています。これまで上級クラスのクルマで採用されてきた快適装備を、比較的コンパクトなセダンで実現している点が特徴です。
上級仕様のメーターは10.25インチのデジタル式です。インフォテインメントの画面サイズは仕様により異なり、10.1インチのディスプレイはAndroid AutoとApple CarPlayのワイヤレス接続に対応します。
このほか、360度カメラや前後パーキングセンサー、ベンチレーション機能付きの電動フロントシートなども用意されています。
一部の仕様には、Google Cloudの「Automotive AI Agent」を活用したAIアシスタントも搭載。車内でGeminiを使えるようにしたもので、インド英語のアクセントを聞き取れるよう設計され、音楽や電話、エアコンなどを音声で操作できます。
安全面では、6つのエアバッグを含む25種類以上の安全機能を全車に標準装備しています。
2023年に公表されたグローバルNCAP(Global NCAP)の衝突安全評価では、大人乗員保護と子ども乗員保護の両方で最高評価の5つ星を獲得しました。
パワートレインは2種類で、1リッター直列3気筒ターボの「1.0 TSI」と、1.5リッター直列4気筒ターボの「1.5 TSI」を用意しています。
1.0 TSIは最高出力115馬力・最大トルク178Nm、1.5 TSIは最高出力150馬力・最大トルク250Nmを発生します。
1.0 TSIには、従来の6速ATに代わり、8速トルクコンバーター式ATを新採用しました。シュコダによると、8速ATはインドの同セグメントのセダンで初採用です。6速MTも引き続き選べます。
一方、1.5 TSIにはデュアルクラッチ式の7速DSGを組み合わせています。負荷が軽いときに4気筒のうち2気筒を停止する機能を備えるほか、今回の改良ではリアブレーキがディスク式に変更されました。
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気になるインドでの価格は、1.0 TSIと6速MTを組み合わせたエントリーグレード「クラシック(Classic)」で99万9900ルピー(約165万円 ※2026年10月下旬時点での為替レート換算、以下同)からです。
新採用の8速ATを搭載する仕様は、1.0 TSIの「クラシックプラス(Classic+)」で124万9000ルピー(約206万円)からとなっています。
また、最も高価なのはモンテカルロの1.5 TSI(7速DSG)で、価格は188万4000ルピー(約311万円)です。
価格はいずれも現地ショールーム価格で、保証は4年または10万kmが標準で付帯します。なお、2026年10月時点で、スラヴィアの日本市場への導入は発表されていません。
Writer: 佐藤 亨
自動車・交通分野を専門とするフリーライター。自動車系Webメディア編集部での長年の経験と豊富な知識を生かし、幅広いテーマをわかりやすく記事化する。趣味は全国各地のグルメ巡りと、猫を愛でること。



















