全長4.8mのメルセデス・ベンツ新型「“5人乗り”SUV」発表! “光るグリル”採用&「巨大画面」も選べる豪華内装がスゴイ! 421馬力の高性能「4WD」もある新たな「electric GLC」登場
メルセデス・ベンツ日本は2026年10月28日、新型電動ミドルSUV「electric GLC」を日本で発表し、同日から予約注文の受け付けを開始しました。GLC初の電気自動車として登場した新型モデルは、どのようなクルマなのでしょうか。
“焚火”や“水族館”を映し出す豪華内装がスゴい!
メルセデス・ベンツ日本は2026年10月28日、同ブランドの主力SUV「GLC」初の電気自動車となる新型「electric GLC(エレクトリックGLC)」を発表し、同日から全国の正規販売店で予約注文の受け付けを開始しました。
GLCは、メルセデス・ベンツを代表するプレミアムSUVです。日本では2016年にSUVモデル、2017年にクーペモデルが登場。2025年には輸入車のミドルサイズSUVとして国内年間登録台数首位を獲得するなど、人気を集めています。
今回の発表会では、メルセデス・ベンツ日本合同会社のゲルティンガー剛社長兼CEOが登壇しました。

ゲルティンガー社長は新型エレクトリックGLCについて、「これは単にGLCのパワートレインを電動化したモデルではありません」と強調。GLCが長年培ってきた快適性や実用性、プレミアムな価値をさらに高めた、まったく新しいモデルであると説明しました。
実際、新型エレクトリックGLCには、新開発の電気自動車専用プラットフォーム「MB.EA-M」を採用しています。
ボディサイズは全長4845mm×全幅1890mm×全高1650mm、ホイールベースは2970mmで、乗車定員は5人です。
国産の高級SUVであるレクサス「RX」(全長4890mm×全幅1920mm×全高1700mm)と比較すると、45mm短く、30mmスリムなボディとなっています。
エクステリアで最も目を引くのが、新しいデザインのフロントグリルです。
メルセデス・ベンツの伝統的なグリルを現代的に再解釈したもので、942個のバックライト付きドットを備えたイルミネーテッドパネルを採用。光によるアニメーション表示にも対応し、先進的なフロントマスクを実現しています。
ゲルティンガー社長も、このフロントグリルについて「新しい時代のメルセデスの顔」と表現。ブランドの伝統を受け継ぎながら、新たなデザインの方向性を示すモデルであると紹介しました。
ヘッドライトにはスリーポインテッドスターをモチーフとしたデザインを採用。リアにも星型のLEDコンビネーションランプを備えるほか、ボディと一体化するドアハンドルなどによって、洗練されたスタイリングに仕上げられています。
インテリアも大きく進化しました。運転席から助手席までディスプレイが広がる「MBUXスーパースクリーン」を標準装備。10.3インチの運転席用ディスプレイと、2つの14インチディスプレイを一体化しています。
さらに、オプションではメルセデス・ベンツ史上最大となる39.1インチの「MBUXハイパースクリーン」も選択可能です。対角約1mに達する大型ディスプレイには、焚火の映像を映し出す「キャンプファイヤーモード」や「水族館モード」なども用意されています。
また、新開発の車載オペレーティングシステム「MB.OS」を採用。複数の生成AIを組み合わせた音声アシスタントや、Googleの地図データを活用したナビゲーションなど、先進的な機能を備えています。
快適装備では、9つのエリアで透明度を調整できる大型の「SKY CONTROLパノラミックルーフ」を標準装備。オプションでは162個の星形イルミネーションも設定されます。
実用性も充実しており、ボンネット下には128リッターのフロントトランクを用意。リアのラゲッジスペースは520リッターから最大1690リッターまで拡大できます。
日本仕様のパワートレインは、後輪駆動の「GLC 250 electric」と、4WDの「GLC 300 4MATIC electric」の2種類を設定します。
GLC 250 electricは、リアに1基のモーターを搭載し、最高出力354馬力・最大トルク505Nmを発揮します。
一方、GLC 300 4MATIC electricは、前後にモーターを搭載する4WD仕様で、システム最高出力421馬力・最大トルク800Nmを発揮。両モデルともリアに2速トランスミッションを採用し、力強い加速性能と優れた効率を両立しています。
バッテリー容量は85.5kWhで、一充電航続距離はGLC 250 electricが642km、GLC 300 4MATIC electricが618kmです。最大100kWのCHAdeMO急速充電に対応し、メーカーの測定条件では残量10%から80%まで約45分で充電できます。
走行面では、電子制御エアサスペンション「AIRMATIC」や、後輪も操舵するリア・アクスルステアリングをオプション設定しました。
発表会でゲルティンガー社長は、後輪操舵機能を装着した場合、最小回転半径が約5.2mとなることにも言及。ミドルサイズSUVながら、コンパクトSUV並みの取り回しのよさをアピールしました。
安全面でも、新世代の運転支援システム「MB.DRIVE」を採用。さらに、Bピラーには強度2000MPaの超高張力鋼板を使用するなど、安全性も追求しています。
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新型エレクトリックGLCの価格(消費税込)は、後輪駆動のGLC 250 electricが913万円、4WDのGLC 300 4MATIC electricが957万円です。
なお、両モデルとも右ハンドル仕様となり、国のクリーンエネルギー自動車導入促進補助金は、GLC 250 electricで98万円、GLC 300 4MATIC electricで78万4000円が適用可能とされています。補助金の適用には所定の条件があります。
発表会でゲルティンガー社長は、新型エレクトリックGLCについて「未体験SUV」と表現。GLCが持つ価値を電動化によってさらに広げ、新しい選択肢を提供するモデルであると強調しました。
Writer: くるまのニュース編集部
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