この迫力で125cc!? ヤマハ「MT-125」が顔つき一新! 6速MT&倒立フォーク搭載、燃費はリッター約50km! 欧州で2027年モデル発表
ヤマハ・ヨーロッパは、2026年10月にスモール・ハイパーネイキッド「MT-125」の2027年モデルを発表しました。
上位モデルに通じる世界観を小排気量で再現
ヤマハ・ヨーロッパは、2026年10月にスモール・ハイパーネイキッド「MT-125」の2027年モデルを発表しました。
最新モデルでは、ラインをよりシャープにし、シルエットも洗練させています。
MT-125は、大排気量のMTシリーズの影響を色濃く受けた、スリムでスポーティなボディワークが持ち味です。フロント荷重のスタイリングにコンパクトな燃料タンク、ショートテールを組み合わせ、攻撃的な佇まいを演出しています。
2027年モデルでは、造形美を高めた燃料タンクと新設計のシートを採用しました。MTロゴをアクセントにしたスモーク仕上げのサイドパネルも新たに加わっています。

フロントまわりでは、ブレード形状のLEDポジションランプ、ダークスモークのクリアフロントマスクを装備し、フロスト加工のロゴを合わせています。ヤマハは、この鋭角的で角張ったフロントフェイスが「MT-07」や「MT-09」と調和するスタイリングだと説明しています。ウインカーは前後ともLEDで、あらゆるコンディションでの被視認性を高めました。
エンジンは従来どおり、4バルブ水冷のEU5+適合125cc単気筒で、ヤマハ独自のVVA(可変バルブ機構)を搭載しています。VVAはスーパースポーツ「YZF-R125」から受け継いだ技術で、2つの吸気カムを備えます。低回転域では力強いトルクを発揮し、スロットル全開時には高回転域で優れた性能を発揮。
ボア×ストロークは52.0×58.7mm、圧縮比は11.2:1で、最高出力は11kW(14.9PS)/1万rpm、最大トルクは11.5Nm(1.2kgf-m)/8000rpmとなっています。
変速機は常時噛合式の6速リターンで、湿式多板クラッチにはアシスト&スリッパークラッチを採用しました。レバー操作が軽くなるうえ、高回転域でのシフトダウン時にはリアホイールのロックを防ぎます。
燃料供給はフューエルインジェクションで、燃料消費率は2L/100km(約50km/L)となっています。
電子装備も充実しており、メーターパネルには、3つのテーマを切り替えられる5インチカラーTFTディスプレイを搭載しました。無料の「Yamaha MyRide」アプリを使えばスマートフォンと接続でき、ターンバイターン方式のナビゲーションに加え、通話や音楽、メッセージの管理にも対応します。
TCS(トラクションコントロールシステム)も標準装備され、ECUの機能とリアホイールのセンサーから得た走行データを活用し、濡れた路面などでの横滑りやスリップのリスクを抑えます。
車体には、スーパースポーツに由来するデルタボックススタイルのフレームとアルミスイングアームを採用することでマスの集中化を図り、ダイナミックなライディングポジションを実現。
フロントには、ストローク量130mmの41mm径倒立フォークを装備し、リアには幅広の140サイズのタイヤを組み合わせました。ブレーキはラジアルマウントキャリパーと292mm径のフロントディスクで、シート高は810mmを維持しています。
カラーは「アイスストーム」「アイコンブルー」「テックブラック」、そして新色の「レッドラインホワイト」の全4色です。レッドラインホワイトは、ハイコントラストなグラフィックと2トーンシートを特徴としています。
デザインを一新しながら、VVA搭載エンジンや電子装備、足まわりの内容をしっかり備えた2027年モデルのMT-125は、小排気量クラスでも上位モデルに通じる世界観を求めるライダーにとって、注目の一台といえそうです。
Writer: くるまのニュース編集部
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