トヨタ「ライズ」より小さな「“新型”コンパクトカー」に大注目! 全長3.7m級の“SUV風ボディ”&「新顔」がカッコイイ! 新車約257万円からのルノー「クウィッド」伯国仕様とは
ルノーは2026年8月26日、ブラジルで販売するコンパクトカー「クウィッド」の2027年モデルを発表しました。コンパクトボディと1リッター×5速MTはそのままに、デザインを刷新し、装備も強化。どのようなモデルなのでしょうか。
2027年モデルで内外装を刷新
ルノーはブラジルで、SUVテイストのコンパクトカー「クウィッド(Kwid)」を販売しています。2026年8月26日には、ブラジル市場向けの2027年モデルを発表し、デザインを刷新するとともに、テクノロジーやコネクティビティを強化しました。
全長3.7m級の5ドアボディに、1リッター3気筒エンジンと5速MTを組み合わせる構成は変わりません。一方、7インチのデジタルメーターが全車標準となりました。

クウィッドは、2015年9月にインドで発売されたAセグメントのコンパクトモデルで、ブラジルでは2017年に発売されました。ルノー・日産アライアンスの「CMF-A」プラットフォームを採用した最初のモデルでもあります。
ブラジル仕様は、パラナ州のアイルトン・セナ・コンプレックスで生産。現地のルノーラインナップでは、全長4.12mのSUV「カルディアン(Kardian)」よりも小さなモデルです。
エントリーグレードのボディサイズは、全長3731mm×全幅1579mm×全高1481mm、ホイールベース2423mm。トヨタ「ライズ」と比べると、全長は264mm短く、全幅は116mm狭く、全高は139mm低いサイズです。
それでも最低地上高は185mmを確保し、アプローチアングルは24.1度、デパーチャーアングルは41.7度。荷室容量は5人乗車時で290リットル、後席を倒すと最大1100リットルに広がり、ルノーはクラス最大の荷室とうたっています。
2027年モデルのフロントには、立体的な造形の新バンパーとグロスブラック仕上げの新グリル、新しいルノーロゴを採用。カルディアンなどにも用いられる最新のデザインアイデンティティを取り入れました。
リアには「Crystal Lens(クリスタルレンズ)」と呼ばれる新しいデザインのランプを採用し、上位2グレードではバックカメラがルノーロゴに組み込まれています。全車にシャークフィンアンテナとLEDデイタイムランニングライトを標準装備し、ボディカラーは新色のグレー「タウペ」を加えた全6色です。
インテリアでは、上位グレードに10.1インチのタッチディスプレイを備えた「Media Evolution(メディア エボリューション)」を設定。Bluetoothに加え、Apple CarPlayとAndroid Autoのワイヤレス接続に対応します。
安全装備は、エントリーグレードでも4つのエアバッグ、横滑り防止装置(ESP)、ヒルスタートアシスト、タイヤ空気圧監視装置(TPMS)などを標準装備しています。
パワートレインは、エタノールとガソリンのどちらも使える1リッター直列3気筒のSCeフレックス燃料エンジン。エタノール使用時は最高出力71馬力・最大トルク約98Nm、ガソリン使用時は最高出力68馬力・最大トルク約92Nmを発揮します。トランスミッションは全車5速MTで、駆動方式はFF(前輪駆動)です。
燃費はブラジルの車両ラベリングプログラム(PBEV)でA評価を獲得。ガソリン使用時は市街地14.4km/L、高速道路15.4km/L、エタノール使用時は市街地10.4km/L、高速道路10.7km/Lです。出力はエタノールの方が高く、燃費はガソリンの方が良いという関係になっています。
ブラジルでの通常価格は8万2790レアル(約257万円 ※2026年10月中旬時点の為替レート換算、以下同)から9万1190レアル(約283万円)で、2026年モデルから据え置かれています。
※ ※ ※
2026年10月時点で、ブラジル仕様のクウィッドの日本導入はアナウンスされていません。ライズより小さなボディに185mmの最低地上高と5速MTを組み合わせる基本構成を受け継ぎつつ、2027年モデルでは最新のルノーデザインとデジタルメーターを取り入れたコンパクトカーです。
Writer: 佐藤 亨
自動車・交通分野を専門とするフリーライター。自動車系Webメディア編集部での長年の経験と豊富な知識を生かし、幅広いテーマをわかりやすく記事化する。趣味は全国各地のグルメ巡りと、猫を愛でること。





















































