トヨタ「ヤリスクロス」サイズの新型「“5人乗り”コンパクトカー」初公開! 全長4.2m級ボディ&“広々後席”! 197馬力パワトレ搭載のリープモーター「B03」仏国で披露
リープモーター・インターナショナルは2026年10月12日、フランスで開催された「パリ・モーターショー2026」において、新型ハッチバック「B03」を欧州で初公開しました。どのようなクルマなのでしょうか。
全長4.2m級のコンパクトボディに広い室内を実現
ステランティスと中国の自動車メーカー、リープモーターの合弁会社「リープモーター・インターナショナル」は、2026年10月12日(現地時間)、フランスで開催された「パリ・モーターショー2026」において、新型「B03」を欧州初公開しました。
B03は、都市部での使いやすさを重視して開発された5ドア・5人乗りのコンパクトハッチバックです。新世代の電動車向けプラットフォームを採用し、クロスオーバー「B03X」に続く第2弾として登場しました。なお、B03は中国では「A05」の名称で、2026年7月29日に先行発表されています。
ボディサイズは全長4175mm×全幅1790mm×全高1550mm、ホイールベースは2605mmです。日本で人気のコンパクトSUV、トヨタ「ヤリスクロス」のZグレード(全長4180mm×全幅1765mm×全高1590mm、ホイールベース2560mm)と比べると、B03は全長がわずか5mm短く、全幅は25mm広い一方、全高は40mm低く、ホイールベースは45mm長くなっています。
まさにヤリスクロスとほぼ同じ全長のコンパクトなボディで、最小回転直径は9.8mで、回転半径に換算すると4.9m。全長4.2m級のコンパクトなボディも相まって、街中での取り回しやすさにも配慮されています。
そんなB03の大きな特徴が、コンパクトな車体からは想像しにくい室内空間の広さです。
後席の足元空間は最大888mmを確保。荷室容量は通常時で405リットルあり、後席を倒すと最大1305リットルまで拡大します。
さらに、荷室の床下には90リットルの防水収納スペース「リープボックス」を設置。後席の座面を跳ね上げられる「LeapFlex(リープフレックス)」も採用し、背の高い荷物の積載にも対応します。
車内には30か所以上の収納スペースが用意されるなど、日常での使い勝手も追求されています。
インテリアには14.6インチの大型タッチスクリーンと8.8インチのデジタルメーターを採用。最新の「Leap OS 4.0 Plus」を搭載し、ワイヤレスのApple CarPlayやAndroid Auto、ソフトウェアを無線で更新するOTAアップデートにも対応しています。
快適装備も充実しており、シートヒーターやステアリングヒーター、オートエアコンなどを用意。内装には環境に配慮したソフトタッチ素材も採用されています。

パワートレインには、最高出力145kW(197馬力)、最大トルク200Nmを発揮する電動モーターをフロントに搭載し、前輪を駆動するFF方式を採用します。
0-100km/h加速は7.6秒、最高速度は約163km/hとされており、コンパクトカーながらパワフルな走行性能を備えています。
バッテリーには容量53kWhのリン酸鉄リチウムイオン(LFP)電池を搭載。一充電あたりの航続距離はWLTPモードで最大390kmを確保します。
また、急速充電にも対応しており、バッテリー残量10%から80%までをわずか21分で充電できるとしています。
安全面では、14個のセンサー類を用いた21種類の先進運転支援システムを搭載。英国仕様では、センターエアバッグを含む7つのエアバッグも全車に標準装備されます。
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今回のパリ・モーターショーでは、リープモーターのフラッグシップSUV「D19」も披露されたほか、コンパクトSUV「B10」のスペインでの生産開始も発表されました。
欧州初公開されたB03は、英国では2027年初頭から販売される予定です。なお、今回の発表では価格については明らかにされていません。
Writer: 佐藤 亨
自動車・交通分野を専門とするフリーライター。自動車系Webメディア編集部での長年の経験と豊富な知識を生かし、幅広いテーマをわかりやすく記事化する。趣味は全国各地のグルメ巡りと、猫を愛でること。

















