ホンダ「N-BOX」より安い!? 200万円以下で狙える「“4WD”スポーツカー」に大注目! 小さなボディに“最強の4気筒”×「4WD」搭載! メルセデス・ベンツ「A 45 AMG」中古ならアリ?
軽自動車の新車価格が上昇するなか、ホンダ「N-BOX」の新車価格を下回る車両本体価格で狙える高性能な輸入中古車も存在します。新車時640万円だったメルセデス・ベンツ「A 45 AMG 4MATIC」は、どのようなモデルなのでしょうか。
「N-BOX」の新車より安い“コンパクトスポーツ”!
新車時の価格が640万円だったメルセデス・ベンツ「A 45 AMG 4MATIC」(W176型)。2リッター直列4気筒ターボで最高出力360馬力を発生するモデルが、いまは中古車市場で、諸費用を除く車両本体価格200万円以下で見つかります。
価格の比較対象となるのが、ホンダの軽自動車「N-BOX(エヌ ボックス)」の新車です。標準モデルのFF(前輪駆動)車の価格(消費税込)は176万8800円です。中古車は諸費用を除く車両本体価格、新車は新車価格という違いがありますが、どちらも200万円以下となっています。
N-BOXは軽自動車ならではの広い室内空間や使い勝手を特徴とする一方、A 45 AMG 4MATICは高性能を追求したスポーツモデルで、両車は性格が大きく異なります。それでも、新車時640万円だったAMGが現在の軽自動車の新車と近い価格帯で狙えるというのは、中古車ならではの興味深いところです。
複数の大手中古車情報サイトを見ると、2026年9月時点で、車両本体価格(諸費用除く)200万円以下の個体は、年式が2013年と2014年です。走行距離は4万km台から12万km台の個体が掲載されており、140万円台の掲載例もあるため、N-BOXの新車価格を下回る個体があります。
Aクラスは、メルセデス・ベンツ初のFFモデルとして1997年に登場しました。初代と2代目は背の高いボディでしたが、3代目にあたるW176型は全高を抑えた5ドアハッチバックとなり、日本では2013年に発売されています。
同年7月に国内で発売されたのがA 45 AMG 4MATICで、Aクラス初のハイパフォーマンスモデルでした。640万円という価格は、当時のAMGモデルのなかで最も安い設定だったとされています。
発売と同時に、全国600台限定の特別仕様車「A 45 AMG 4MATIC Edition 1」も登場しました。価格は通常モデルより70万円高い710万円でした。
ボディサイズは全長4355mm×全幅1780mm×全高1420mm、ホイールベースは2700mm。車両重量は1550kg、最小回転半径は5.1mです。

エンジンは、AMGが新開発した2リッター直列4気筒直噴ターボです。最高出力360馬力・最大トルク450Nmを発生し、最大トルクは2250〜5000rpmで得られます。排気量1リッターあたりでは約181馬力となります。メルセデス・ベンツは発売当時、このエンジンを“世界で最もパワフルな量産4気筒ターボエンジン”と説明していました。
過給はツインスクロールターボチャージャーで行い、最大過給圧は1.8barです。組み立ては「One man – one engine」の哲学に基づき、ひとりのマイスターが1基のエンジンを手作業で担当します。
トランスミッションは7速DCTの「AMGスピードシフトDCT」。駆動方式は可変トルク配分型の「AMG 4MATIC」で、通常は前輪で駆動し、前輪の空転を検知すると最大50%のエンジントルクを後輪に配分します。配分は、リアアクスルに組み込まれた電子制御油圧式の多板クラッチが担います。
0-100km/h加速は4.6秒(社内参考値)、最高速度は250km/h(電子リミッター作動)。JC08モード燃費は13.1km/Lで、使用燃料は無鉛プレミアムガソリンです。
同じ360馬力・450Nmの2リッターターボは、4ドアクーペの「CLA 45 AMG 4MATIC」と、コンパクトSUVの「GLA 45 AMG 4MATIC」にも搭載されました。
車両本体価格(諸費用除く)200万円以下で掲載されている2013年式と2014年式は、いずれも前期型です。W176型は2015年11月に改良を受け、後期型の「メルセデスAMG A 45 4MATIC」では、最高出力が360馬力から381馬力に、最大トルクが450Nmから475Nmに向上しました。
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当時“世界で最もパワフル”とうたわれた4気筒ターボを、コンパクトハッチバックに積んだA 45 AMG 4MATIC。前期型では、N-BOXの新車価格を下回る車両本体価格(諸費用除く)の個体もあります。
もちろん、新車のN-BOXには優れた実用性や最新の安全装備、保証面での安心感といった魅力があります。一方で、同じような予算で360馬力の高性能AMGが狙えるのは、中古車ならではの面白さといえそうです。
ただし、走行距離や整備履歴、装備、保証の条件は個体ごとに異なります。購入時には車両価格だけでなく、車両状態や今後の維持費もしっかり確認したいところです。
Writer: 佐藤 亨
自動車・交通分野を専門とするフリーライター。自動車系Webメディア編集部での長年の経験と豊富な知識を生かし、幅広いテーマをわかりやすく記事化する。趣味は全国各地のグルメ巡りと、猫を愛でること。

































































