21年ぶり復活!? 最新「2人乗りスポーツカー」軽量ボディにV8ツインターボ×5速MT搭載! “パカっと開くライト”採用のアンコール・デザイン「シリーズI」英国モデルに注目!
英国アンコール・デザインが、ロータス「エスプリ」を現代仕様に仕立てたレストモッド「シリーズI」を発表しました。どのようなモデルなのでしょうか。
21年ぶりに名車「エスプリ」復活!?
「レストモッド」とは、旧車のデザインや雰囲気を生かしながら、現代の技術や装備を取り入れて仕立て直す手法のことです。
2026年に入ってからも、自動車業界ではこうしたレストモッドへの注目が続いています。EV化やデジタル化が進む一方で、かつてのスポーツカーならではのスタイルやアナログな味わいを求める声もあり、欧州を中心にさまざまなプロジェクトが登場しています。
そうしたなか、英国のアンコール・デザインは2025年12月5日、ロータス「エスプリ」をベースとしたレストモッドモデル「シリーズI」を発表しました。エスプリの生産終了から21年を経て登場したもので、レストモッドという形ながら、21年ぶりの“復活”ともいえるモデルです。
シリーズIはエスプリ誕生50周年を記念して企画され、オリジナルの雰囲気を残しながら、現代の素材や装備を取り入れています。

ベースとなったエスプリは、1975年に誕生したロータスのミッドシップスポーツカーです。イタリアのデザイナー、ジョルジェット・ジウジアーロ氏が手がけた低く鋭いウェッジシェイプを特徴とし、ロータスを代表するモデルのひとつとして知られています。生産は2004年まで続き、累計生産台数は1万台以上にのぼりました。
シリーズIのボディサイズは、全長4190mm×全幅1860mm×全高1110mm、ホイールベース2420mm。基本的なプロポーションはエスプリらしさを残しており、外観もシンプルでシャープなシルエットにまとめられています。オリジナルデザインの印象を損なわないよう、目立つエアロパーツなどは用いられていません。
フロントには、往年のエスプリを思わせるリトラクタブル式のヘッドライトを採用。灯火類にはLEDを取り入れ、足元には17インチの5スポークアルミホイールを装着しています。ボディにはカーボンファイバー素材を使用し、車両全体で100kg以上の軽量化を図ったといいます。軽さを重視するロータスの考え方を、レストモッドでも受け継いだ形です。
ボディカラーには8色の基本色が用意されるほか、オーナーの希望に合わせたカスタマイズにも対応します。
室内は2人乗りで、クラシックスポーツカーの雰囲気を残しつつ、現代的な装備が加えられました。ブラックを基調とした室内にはブルーのアクセントを取り入れ、シートやドアトリムにはブルーを基調としたチェック柄を採用しています。メーターパネルはオリジナル車のラウンド形状を意識しながら、デジタルメーターへ変更されています。
さらに、センターディスプレイや360度モニター、シートヒーターなども装備され、日常での使いやすさにも配慮されています。
パワートレインには、リビルドされたオールアルミ製3.5リッターV型8気筒ツインターボエンジンをミッドシップに搭載します。最高出力は400bhp(405.5PS)、最大トルクは350lb-ft(475Nm)で、車両重量は1200kg。ベースとなる「エスプリV8」と比べて、55PS以上の出力向上が見込まれています。
トランスミッションは5速MTです。近年は高性能車でもATの採用が増えていますが、シリーズIではあえてMTを組み合わせました。最新の電子制御に頼る方向ではなく、ドライバー自身が操作する感覚を重視した仕様といえそうです。
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シリーズIの価格は43万ポンド(約8966万円/2026年10月上旬時点のレート)からで、生産台数は50台限定と案内されています。往年のエスプリのスタイルを残しながら、素材や装備、性能を現代仕様へと改めたレストモッドモデルとなっています。
Writer: くるまのニュース編集部
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