ホンダ、今度は「究極のオフローダー」を新提案 「早く発売を!」の声多数 オフロード界のタイプRを目指す?
気になるエンジンは3.5リッターV6を搭載
搭載されるパワートレインは3.5リッターV6エンジンで、4WDシステムはi-VTM4を搭載しています。2インチのリフトアップが施されており、タイヤサイズは33インチ。究極のオフロード車を目指しただけあって苛酷な使用状況を考慮して開発された部分も多々あります。
ドアはパイオニア1000同様のものを採用していますが、ベッドとテールゲートパネルは新たにカスタム設計されています。また、RAMマウントから生えているスマートフォンホルダーも耐久性、強度とも抜群といいます。
SEMA2018のホンダブースには今年も世界で定評ある発電機から、各種の2輪車、コンパクトカーやセダン、最新のハイブリッド車にGT3 参戦車両やラリー優勝車でじつに幅広い展示となっていました。
またブース全体のコンセプトは昨年同様、床はコンクリのままでカーペットなどを敷かず、車両の周囲に斜めにひかれた短い赤いラインだけ。これはサーキットにおけるピットをイメージしているそうです。ブースの外周部をSUVなどライフスタイル系の車を展示し、中心部に向かって行くにつれレーシー度が高まるという展示形態となっており、中央部はGT3のNSXが鎮座していました。
床がコンクリむき出しなのはそんな意味があったのかと、毎年SEMA取材をしている筆者(加藤久美子)も初めて知りました。
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Writer: 加藤久美子
山口県生まれ。学生時代は某トヨタディーラーで納車引取のバイトに明け暮れ運転技術と洗車技術を磨く。日刊自動車新聞社に入社後は自動車年鑑、輸入車ガイドブックなどの編集に携わる。その後フリーランスへ。公認チャイルドシート指導員として、車と子供の安全に関する啓発活動も行う。