「最近のクルマ眩しすぎ~!」 対向車や後続車に「ハイビームなのか!?」と怒りの声も! 一体なぜ眩しくなった?「光害トラブル」の原因とは!
「最近のクルマのライト眩しすぎない?」「後ろのクルマがハイビームなのか疑うときある!」といった声が上がっています。なぜ「ヘッドライトが眩しいクルマ」が増えたのでしょうか。
対向車や後続車に「ハイビームなのか!?」と怒りの声も!
2026年も10月を迎え、日の入りが早い時期となりましたが、ドライブ中に遭遇する対向車や後続車のライトに対して「以前のクルマと比べて眩しい…!」と感じて思わず視界を遮られた経験を持つ人は少なくありません。
近年、インターネット上やSNSなどにおいても、「最近のクルマのライト眩しすぎない?」「後ろのクルマがハイビームなのか疑うときある!」「視界が一瞬奪われてヒヤッとするね」といった、不満や戸惑いの投稿が相次いで見受けられます。
このように夜間の照射光を過剰に強く感じさせる車両が増加している背景には、クルマの機能的な向上や市場で支持されるボディ形状の変化が密接に関連しています。
最も大きな因由として挙げられるのが、LEDヘッドランプの急速な普及です。
かつて主流であったハロゲンバルブは黄色みを帯びた光を広範囲へ柔らかく散乱させる特性を備えていましたが、現代の主流となった発光ダイオード(LED)は白度が極めて高く、光源から直線的に強い光を照射する性質を有しています。
LEDは消費電力を抑制しながら遠方の視認性を飛躍的に高める利点をもたらす一方で、その光線特性ゆえに対向車線のドライバーや歩行者の視界に入った際、突き刺さるような鋭烈な光として受容されやすい側面を持っているのです。

ふたつ目の要因は、自動でロービームとハイビームを切り替えるオートハイビーム(自動防眩機能)の標準採用化が進んだことです。
近年の新型車両には、フロントウインドウ上部に設置されたカメラやセンサーを用いて周囲の明暗や先行車・対向車を感知し、照射範囲を制御するシステムが幅広く搭載されています。
行政側も夜間の歩行者事故削減を目的としてハイビームの原則使用を推奨しており、機能自体は安全確保を念頭に設計されたものです。
しかしながら、この自動制御技術が如何なる状況でも完璧に稼働するとは限りません。
センサーの検出にわずかなタイムラグが生じたり、見通しの悪いコーナーの先から接近してきた車両に対して瞬間的にハイビームを照射してしまったりする事例が発生しており、これが受忍限度を超える眩しさとして感じられる原因となっています。
さらに、三つ目の要因としてSUVやミニバン、軽ハイトワゴンといった全高の高いモデルの流行も影響を及ぼしています。
これらの車両は全高に伴ってヘッドランプの取り付け位置も高位置に設定されます。
そのため、全高が低いクーペやセダンに乗車するドライバーの目線の高さと、後続を走行するSUV等の光源の位置がほぼ一直線上に重なりやすくなり、バックミラーやサイドミラーを介して強い光線を直接受光してしまう構造上の課題が生じています。
こうした夜間の交通環境に対して、ドライバーからは様々な声が寄せられており、「最新のクルマが後ろに付くとミラーに反射して本当に眩しいし前が見えなくなる」「対向車のオートハイビームが切り替わるのが遅くて、すれ違う直前まで目が眩んでしまう」というように、実際の運転時に発生した切実な体験談が散見されます。
さらに、「技術が進んで前が見やすくなるのは良いことだけど、他人に迷惑をかけるレベルの眩しさは本末転倒だと思う」「ハイビームを基本にするというルール自体が、交通量が多くてカーブの多い日本の道路事情には合っていないのでは?」といった、機能の精度や制度の運用そのものに疑問を提示する意見も。
一方で、「自分も知らないうちに対向車を眩ませているかもしれない…」「オート機能に頼り切らず、対向車が見えたら手動でこまめにロービームへ切り替えてる」と、自らの照射状況に配慮し手動操作を並行して行う姿勢を示す書き込みも確認されました。
ヘッドライト技術の進化は、夜間における歩行者や障害物の発見を早め、痛ましい交通事故を未然に防止するための重要な技術的成果です。
しかし、機器による自動制御機能が発展途上にある現状においては、システムに全面的に依存するのではなく、道路状況や他者の存在に応じて適宜手動で照射方向を調整する運転上の配慮がドライバーに求められているのです。
Writer: くるまのニュース編集部
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