スズキの「“フラッグシップ”SUV」が凄い! トヨタ「RAV4」級ボディに斬新「サメ顔」採用! さらに「豪華インテリア」&パワフルな「高性能4WD」搭載した「アクロス」伊国モデルとは
欧州市場におけるスズキのフラッグシップSUVとして知られる「アクロス」が新モデルへと進化しました。一体どのような仕様なのでしょうか。
スズキの「“フラッグシップ”SUV」が凄い!
環境性能と日常の使い勝手を両立させた次世代モデルが各メーカーから次々と投入されるなど、2026年のSUV市場においても電動車への需要は拡大の一途をたどっています。
こうした業界のトレンドに合わせるように、スズキのイタリア法人は2026年2月に「アクロス」の大幅改良を実施しました。
アクロスは、トヨタのSUV「RAV4 PHEV」をベースとしたOEM車両で、スズキのSUVラインナップの中でも最上級SUVとして展開されています。
先述の改良では、プラグインハイブリッド機構が一新されただけでなく、先進安全機能の拡充や室内空間の快適性向上も盛り込まれ、モデルとしての総合的な魅力が一段と引き上げられました。
改良後のアクロスのボディサイズは全長4620mm×全幅1800mm×全高1685mm、ホイールベースは2690mmとRAV4とほぼ同等で、堂々としたプロポーションが特徴です。
エクステリアに関しては、最新世代のRAV4の象徴とも言える「ハンマーヘッド」モチーフの造形を取り入れつつも、スズキ独自のダイナミックな世界観をしっかりと主張するデザインに仕上がっています。
フロント部分には大型グリルを高めに配置することで、SUVならではの堂々とした佇まいを演出しました。くわえて、角張ったホイールアーチと存在感ある大径ホイールの組み合わせが、街乗りから悪路走破までこなせるようなタフなシルエットを形作っています。
ボディカラーのバリエーションも拡充されており、これまで用意されていたブラックに加えて、ホワイト、グレー、グリーンが追加設定されました。これにより、幅広いユーザーの好みに対応できるようになりました。
インテリアは「サスペンデッド・エフェクト」をコンセプトに掲げた現代的な空間に仕立てられています。運転席には先進的な12.3インチのフルデジタルクラスターと12.9インチの大型インフォテインメントディスプレイを備えています。操作系を効率的にまとめることで、迷うことなく感覚的に扱えるだけでなく、運転そのものにより深く入り込めるようなコックピット環境を作り出しています。

走りの要となるPHEVシステムは、新たな世代へと刷新されました。前輪側に搭載される「eAxle(イーアクスル:一体型駆動ユニット)」にはPCU(パワーコントロールユニット)とDC/DCコンバーターが一体化され、さらに炭化ケイ素(SiC)半導体を採用。
システム全体のコンパクト化と高効率化によって、ゆとりある室内空間を確保しつつ、EV航続距離の延長と燃費向上を見事に両立しています。
パワートレインは優れた熱効率を誇る2.5リッター直列4気筒エンジンを核とし、そこへ電気式4WDシステムである「AllGrip E-Four」を組み合わせています。
走行状況に合わせて前後の駆動力配分を自動で最適化するだけでなく、悪路でスタックした際の脱出をサポートする「E-Four TRAILモード」も搭載されています。これにより、市街地での日常使いからハードな未舗装路の走破に至るまで、いかなるシチュエーションでも抜群の走行安定性を発揮します。
安全装備に関しても、フラッグシップにふさわしく、最新世代のADAS(先進運転支援システム)を標準装備し、衝突被害軽減ブレーキ「プリクラッシュセーフティ(PCS)」をはじめ、危険回避操作をサポートする「緊急時操舵支援(ESA)」、さらには渋滞時の追従走行を可能にする「レーダークルーズコントロール」などを備え、ドライバーの安全を全方位からバックアップします。
これらに加えて、ヘッドアップディスプレイ(HUD)や、スマートフォン向けワイヤレス充電器といった、日々のドライブにおける使い勝手を向上させる快適な機能も充実しています。
イタリアでの車両価格は5万5900ユーロ(日本円で約1000万円/2026年9月下旬の為替レート換算)からです。
Writer: くるまのニュース編集部
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