「白バイ顔が」イイ! 航続122km実現&スポーティな「横一文字ライト」採用の原付二種級モデル タイ&ベトナムで展開されているホンダ「UC3」に注目!
ホンダが海外で展開する電動二輪パーソナルコミューター「UC3(ユーシースリー)」について解説します。
優れた航続距離を実現する電動スクーター
海外市場には、国産メーカーが手掛けるものの、日本へ導入されていない魅力的なモデルが多数存在しています。
2026年春よりタイとベトナムで発売された110cc クラス相当の新型電動二輪パーソナルコミューター「UC3(ユーシースリー)」もそうした一台と言えるでしょう。
UC3 は、”Intelligent Urban Life Partner”を開発コンセプトに据えたスクータータイプのモデルで、ホンダが二輪電動事業において打ち出す新たなブランドプロミス「Expected life. Unexpected discoveries」を体現する最初のモデルとして位置づけられています。
開発にあたっては、電動ならではの新しい体験価値を提供しながら、ホンダが長年にわたる内燃機関モデルの開発で積み重ねてきた品質と安全性をあわせ持つことを目指しています。
デザインの面では、フロントからリアへと滑らかに続く曲線的なスタイリングが印象的で、特にテール周りはアーチ状のフォルムを描いています。
ライト類については、ホンダ初の電動モーターサイクルとして警視庁の白バイにも採用された「WN7(ダブリューエヌセブン)」で取り入れられた横一文字のシグネチャーライトを継承しています。

動力源には、ホンダが独自に開発・生産するホイールサイドモーターを採用し、最大出力 6.0kW を発生します。回生制御や磁気回路構造の最適化による高効率化技術によって、一充電あたり 122km の航続距離を実現しました。
走行モードは「STANDARD」「SPORT」「ECON」の 3 種類が用意されており、走行状況やライダーの好みに応じて選ぶことができます。また、駐車や切り返し時に役立つリバースモードも備えています。
バッテリーについては、ホンダの二輪車として初めて固定式の LFP バッテリー(リン酸鉄リチウムイオンバッテリー)を搭載しました。
充電方式は CHAdeMO 協議会が推奨する国際標準規格をもとにした「二輪 CHAdeMO」を採用。1200W と 450W の 2 種類の充電器が設定され、ユーザーのさまざまな充電環境に対応できるようになっています。
カラーリングはブラックを基調に、ゴールドのパーツがアクセントとして施された電動二輪車専用の仕様となっており、プロダクトマークには電動二輪車向けに新たにデザインされた「Honda」フォントが使用されています。
ネット上での反応を見ると、従来のウィングマークに代わるモダンな新フォントロゴについて、「新鮮でかっこいい」「EV らしくて未来感がある」という肯定的な意見がある一方、「羽のマークがなくなるのは寂しい」と伝統を惜しむファンの声も見受けられます。
横一文字のシグネチャーライトに対しても「ロボットアニメのようでクール」「シンプルで洗練されている」といったデザイン評価が集まっています。
固定式 LFP バッテリーの採用については、「発火リスクが低く寿命が長い LFP は電動バイクに最適」「固定式にすることで航続距離を確保した判断は現実的」など、技術的な選択を評価する声が目立っています。さらに、「日本でも原付二種クラスとして発売してほしい」「通勤・通学に最適そう」「110cc クラス相当で 120km 走れれば街乗りには十分」と、日本での販売を望む声も多く上がっています。
ホンダは、UC3 の発売に合わせてタイとベトナムの主要都市で充電インフラの整備も進めていく計画を明らかにしています。一充電で 122km を走るコミューターとして十分な実力を備えたこのモデルが、将来的に日本市場へも展開されるかどうか、注目が集まるところです。
Writer: くるまのニュース編集部
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