トヨタ「“新型”ヴォクシー」 注文“殺到”中で「長納期」発生! 納車は「早くても来春」に? 新デザイン&「上質内装」新採用で受注が急増 5年目のマイチェンモデルの現状を販売店に聞いた
2026年5月に一部改良されたトヨタ「ヴォクシー」について、発売から2ヶ月以上が経過した現在、最新の納期などの情報を販売店に聞いてみました。
ヴォクシーの一部改良モデル、納期は7ヶ月以上の見込み! ただし販売店で差も
2026年5月6日、トヨタはミドルサイズミニバン「ヴォクシー」の一部改良を実施し、同日に発売しました。
その後のユーザーからの反響と最新の納期について、首都圏にあるトヨタディーラーに問い合わせてみました。
初代ヴォクシーがデビューしたのは2001年11月のことです。兄弟車「ノア」とともに、手頃なサイズに加えて、乗り降りがしやすいスライドドア、3列シートを装備し、ミニバンジャンルで根強いファンを獲得しました。
その後、2007年6月に2代目、2014年1月に3代目へとフルモデルチェンジを重ね、現行の4代目は2022年1月に登場しています。
デビューから四半世紀が経過した今もなお、歴代すべてのモデルがユーザーに受け入れられ、根強い人気を維持し続けているのはヴォクシーならではの強みといえます。
4代目ではTNGAプラットフォーム(GA-C)の採用や、最新の先進装備を採用することでミニバンとしての魅力をさらに追求しています。
ボディサイズは全長4695mm×全幅1730mm×全高1895-1925mmで、ホイールベースは2850mm。全車が3ナンバー車となっています。

そんな現行モデルですが、モデルイヤー5年目となる今回の改良は通算2回目となります。もっとも注目すべき点は、カーボンニュートラルの実現に向けた1.8リッターハイブリッド車への統一です(ウェルキャブを除く)。
これにより、ウェルキャブを除くすべてのグレードで2リッターガソリンエンジン仕様が廃止されています。
電動化の流れを着実に反映した、方向性の明確な改良といえるでしょう。
外観面では、フロントまわりの意匠を変更し、ボディとの一体感を高めました。ヘッドランプではLEDクリアランスランプ+ターンランプのデザインを直線基調に変更し、目元を引き締めたスタイリッシュな印象を演出。
フロントグリル本体とグリルガーニッシュはブラック加飾に変更され、17インチホイールは切削光輝+ブラック塗装+ダーククリア仕上げに改められました。
内装はよりスポーティな雰囲気に刷新しています。
全グレードでシフトノブとウィンドウスイッチまわりをピアノブラック塗装に変更。
上級モデルの「S-Z」ではメーターフードを表皮巻き・ステッチ加工とし、インストルメントパネルへのステッチ加工追加や一部へのスエード調表皮の採用、シート表皮の意匠変更、ドアトリムへのステッチ加工とスエード調表皮の追加が行われ、上質感をアップ。
装備面では、デジタルメーターの液晶部分を大型化し視認性を向上しています。S-Zでは7インチから12.3インチへ、中級の「S-G」は4.2インチから7インチへとそれぞれ拡大されました。
またワンタッチスイッチ付きデュアルパワースライドドアをS-Gにも標準装備として追加。
このほか、前後方ドライブレコーダーの設定、4WDの「E-Four」車はドライブモードセレクトへ「SNOW EXTRAモード」を標準設定し、雪道での走行安定性を高めています。
さらにショックアブソーバーの減衰力最適化による乗り心地の向上と、防音材の最適配置による車内静粛性の向上も図られています。
ボディカラーには全グレード共通の新色として「ニュートラルブラック」と「アーバンロック」の2色が追加されました。
車両本体価格は、S-Gグレードの375万1000円から、最上級のS-Zグレード(E-Four)の438万200円までとなっています(いずれも消費税込み)。
一部改良モデルの反響や納期について、7月下旬に首都圏にあるトヨタディーラーに問い合わせてみました。
「『ノアかヴォクシー、どちらの方が早く納車できますか』といった納期優先のお客様と、『ヴォクシー一択』のお客様からのご納期のお問い合わせがそれぞれございます。
グレードにもよりますが、ノアの方が若干早い傾向にあるようです。ノアが6ヶ月、ヴォクシーは7ヶ月が現在の目安です。
販売店によって状況が異なると思われますので、お急ぎの場合は近隣のトヨタディーラーにも問い合わせていただくことをおすすめしております」。
他のトヨタディーラーにも問い合わせてみました。
「ノアと同様に、ヴォクシーも海外生産を行います。これにより納期の短縮が見込まれますが、日本国内生産と海外生産のヴォクシーが混在することになります。
国内生産のクルマがいいというご希望がおありのお客様もいらっしゃると思われますが、実際にどうなるのかはまだ分かっておりません。
現時点でのご納期については、7ヶ月が現在の目安です」。
納期はひとまず半年+アルファ程度がひとつの目安といえそうです。しかし、ディーラーによって違いがあり、半年以内で納車できる場合もあるようです。
少しでも納期を早めたい場合、近隣のトヨタディーラーに「片っ端から」問い合わせてみるのもひとつの方法です。
ただし、同じ販売会社(運営している企業)では同じ情報を共有していることが多く、別の企業かどうか調べながら確認する必要があります。
地道な努力が実を結ぶ可能性も充分にあるので、根気強く続けてみてください。
Writer: 松村透
株式会社キズナノート代表取締役。エディター/ライター/ディレクター/プランナー。輸入車の取扱説明書制作を経て、2006年にベストモータリング/ホットバージョン公式サイトリニューアルを担当。カーメディアの運営サポートや企画立案・ディレクションが得意分野。またオーナーインタビューをライフワークとし、人選から取材・撮影・原稿執筆・レタッチ・編集までを一手に担う。現在の愛車は、1970年式ポルシェ911S(プラレール号)と2022年式フォルクスワーゲン パサートヴァリアント。






























