全長4.2mで6速MT! レクサス「新“小さな”5ドアスポーツカー」に熱視線! 304馬力「ターボ4WD」に上質インテリアの「LBX RR」改良モデル “輸入車好き富裕層”を刺激か
一部改良を行ったレクサスのコンパクト高級スポーツカー「LBX MORIZO RR」について、販売店に最新情報を聞いてみました。
一部改良でさらにクルマとしての魅力が増した「LBX MORIZO RR」
2026年5月13日、レクサスはコンパクト高級スポーツカー「LBX MORIZO RR」の一部改良モデルを発売しました。
販売店への問い合わせなどの反響について、首都圏のレクサスディーラーに聞いてみました。
2024年1月に開催された東京オートサロン2024に出展され、大きな反響を呼んだレクサス「LBX MORIZO RR」。
同年7月にデビューした際には、100台限定となる「LBX MORIZO RR『Bespoke Build』」といったスペシャルモデルも販売されたのです。
LBX MORIZO RRは、“モリゾウ”ことトヨタおよびレクサスのマスタードライバーであるトヨタ自動車 豊田 章男会長や、現役レーシングドライバーである佐々木雅弘選手も開発に携わり、非日常の高揚感を味わえるハイパフォーマンスカーとして企画されたモデルです。
ベース車であるコンパクトSUV「LBX」の開発ドライバーとしても参画した佐々木選手は「LBXのHEV(ハイブリッド)モデルがスニーカーだとすれば、MORIZO RRは身体を動かしたいときにも場所を選ばずに履ける、スパイクにもなれる運動靴のイメージ」と語っています。
LBX同様、上質でカジュアルに乗れるクルマでありながら、ひとたびアクセルを踏み込めば、スポーツカー顔負けの走りを堪能できるのです。

ボディサイズは全長4190mm×全幅1840mm×全高1535mmと、全長はノーマルのLBXと変わらないものの、全幅が15mm拡大され、全高が10mm下げられています。
パワーユニットは、ハイパフォーマンスハッチバック「GRヤリス」に採用された1.6リッター 直列3気筒インタークーラーターボエンジン「G16E-GTS型」を搭載し、最高出力304馬力・最大トルク400Nmを発生します。
トランスミッションは、8速ATに加えて、日本市場ではレクサス初となる6速iMTが設定されるという、SUVのフォルムをまとったスポーツモデルそのものであり、0-100km/hも5.2秒という俊足振りです(AT/MT共通)。
内装では専用シートが装備されるほか、「Bespoke Build(注文生産)」といった、内装のトリムの表皮色やシートベルトおよびステッチの色の変更など、オーナーの趣向に応じて細かく設定できる点が挙げられます。
今回の一部改良では、硬質なライトグレーにハイライトでメタリックをほのかに含ませることでスポーティな走りを表現した、新色となる「ニュートリノグレー&ブラック」のボディカラーを設定。全グレードで選択可能としています。
標準仕様のインテリアカラーには、従来のブラックに加え、ベージュ系の新たに「オーカー」を追加することで2色展開となりました。
Bespoke Buildでは、東京オートサロン披露時のスタイルをまとった特別仕様車「Original Edition」で好評を博し、レクサスが「モリゾウの愛車ならではの個性を表現できる仕様」と解釈するイエローアクセントを施したバンパーモールとシートベルトも選択可能としたほか、フロントピラーガーニッシュおよびサンバイザーの表皮をファブリックに変更し、質感を向上させています。
さらに、メーカーオプションとして17スピーカーの「マークレビンソン プレミアムサウンドシステム」を新設定しました。
このシステムは、スピーカーの増設でより臨場感あるサウンド環境を実現したほか、「ASC(アクティブサウンドコントロール)」のさらにリアルな音表現も実現しています。
また、予防安全技術「レクサス セーフティ システム+」は、ドライバーモニター機能を追加。運転者の目線やまぶたの動き、顔向きなどを検知して運転者の注意力低下や眠気を検知して警告を発し、衝突回避や被害軽減を支援するほか、ドライブレコーダーやITSコネクトを全車標準装備としました。
一部改良を実施した新たなLBX MORIZO RRの車両価格(消費税込み)は、「MORIZO RR」が680万円、「MORIZO RR『Bespoke Build』」が756万円です(8速AT・6速MTともに共通)。
さらに魅力を増したLBX MORIZO RRのユーザーからの反響について、5月下旬に首都圏にあるレクサスディーラーに聞いてみました。
「『とにかく1度実車を見てみたいが、展示車はどこにあるのか』『すぐに買う予定はないが、実車を見せてもらえないか』といったお問い合わせをいただきます。
実際にご来店いただいたお客様も、スポーツモデルにお乗りの方、なかでも輸入車オーナーの方のご関心が高いように感じます。
ポルシェやBMWオーナーの方がふらりとご来店になるケースも多いです」
他のレクサスディーラーにも問い合わせてみました。
「すでにLBX MORIZO RRを所有していらっしゃる方が『正直かなり気になっている』とご来店いただくケースが多いですね。
なかには『ローンの残債がクリアになるなら乗り換えたい』とおっしゃるお客様もいらっしゃいます。
『乗れるときに乗っておきたい』。そんな熱量をお持ちのお客様に響くモデルなんだと実感しております」
たしかに、ICE(内燃機関)を持つクルマで、これほど尖ったモデルが10年後、もしかしたら5年後にも存在していないかもしれない…。
新たなLBX MORIZO RRに対し、そう考えるユーザーが熱い視線を送っているのかもれません。
Writer: 松村透
株式会社キズナノート代表取締役。エディター/ライター/ディレクター/プランナー。輸入車の取扱説明書制作を経て、2006年にベストモータリング/ホットバージョン公式サイトリニューアルを担当。カーメディアの運営サポートや企画立案・ディレクションが得意分野。またオーナーインタビューをライフワークとし、人選から取材・撮影・原稿執筆・レタッチ・編集までを一手に担う。現在の愛車は、1970年式ポルシェ911S(プラレール号)と2022年式フォルクスワーゲン パサートヴァリアント。












































































