スバル独自の「“7人乗り”SUVステーションワゴン」に大注目! 新型「アセント」日本導入で“スバルの3列シート車”が帰ってくる! 異色の「走れるクロスオーバー」こと「エクシーガ」は早すぎた名車だ!
スバルは2026年6月6日、海外向けの3列シートSUV「アセント」を国内導入へ向けて検討していると発表。多人数乗車が可能なモデルの追加を求めるユーザーから注目を集めています。記事では、かつてスバルが日本展開していた独自の3列シート車「エクシーガ」シリーズを振り返ります。
スバル独自の「“7人乗り”SUVステーションワゴン」に大注目!
2026年6月6日、スバルが海外向けに展開している3列シートSUV「アセント」の国内導入へ向けて本格的な検討に入ったことを発表し、自動車市場では大きな話題となっています。
現在、スバルの日本国内における新車ラインナップには3列シート車が一切存在しておらず、ファミリー層などのユーザーからは多人数乗車が可能なモデルの追加を熱望する声が根強くありました。
新型アセントの上陸が実現すれば、同社にとって長年の課題であった多人数乗車モデルの不在が解決されることになります。
実際に、スバルはかつて独自の3列シート車を販売しており、固定のファンを獲得していました。
それが、ミニバンとステーションワゴン、さらにSUVの魅力までも融合させた「エクシーガ」シリーズです。
2008年に登場したエクシーガは、当時ミニバンが全盛期を迎えていた日本の自動車市場において、スバル独自の哲学をもって投入された多人数乗車モデルでした。
一般的なミニバンのように全高を高くしてスライドドアを採用するのではなく、同社が得意とするヒンジドアのステーションワゴンスタイルをベースにしたパッケージングを選択。
これは、多人数が乗れる実用性を確保しつつも、スバル車ならではの低い重心と優れた走行安定性、そしてドライバーが運転を楽しめる性能を極限まで追求した結果です。
車内は後方に向けて座席の位置が徐々に高くなる「シアターレイアウト」が採用され、3列目の乗員であっても前方の視界が遮られず、開放的な移動空間を味わえる画期的な設計となっていました。

パワーユニットには、定評のある2リッターおよび2.5リッターの水平対向エンジンが搭載され、力強い走りを実現するターボモデルも用意。
さらに、スバルの代名詞であるシンメトリカルAWD(四輪駆動)システムが組み合わされることで、雨天や雪道といった悪条件下でも他のミニバンとは一線を画す圧倒的な操縦安定性を発揮。
これにより、家族のために多人数乗車車を選ばざるを得ないものの、走りの良さや運転の楽しさを諦めたくないというドライバーから信頼を獲得することに成功したのです。
その後、市場でSUV人気が急速に高まりを見せる中、エクシーガは2015年に大幅なコンセプトの刷新を行います。
都市型クロスオーバーSUVとしてのキャラクターを全面的に押し出した、「エクシーガ クロスオーバー7」へと生まれ変わったのです。
最低地上高を170mmまで高めて悪路や段差への対応力を強化するとともに、外観には前後バンパーのガード風パーツやホイールアーチのプロテクターを装着し、タフでアクティブなスタイリングへと変貌。
内装にも上質なタンカラーのレザーを採用するなど、大人の趣味の道具としての魅力を高め、独自のポジションを確立しました。
しかし、国内外での車種整理などの影響を受け、2018年に惜しまれつつも生産を終了し、ここでスバルの国内3列シート車の歴史は一度途絶えることとなりました。
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今回、日本導入の検討が発表された新型アセントは、全長5mに迫る雄大なボディを持つ北米生まれの本格SUVであり、かつてのエクシーガよりもさらに大柄でパワフルなキャラクターを持っています。
しかし、スバル独自の水平対向エンジンとAWD技術をベースに、乗る人すべてが安全で快適に、そして目的地まで移動そのものを楽しめるように仕立てられているという設計の根底にある思想は、エクシーガやクロスオーバー7に通じるものです。
かつて日本のファミリー層を魅了した“走れる3列ステーションワゴン”の記憶を呼び覚ましながら、進化した最新のSUVが日本のファミリーカー市場にどのような新しい風を吹き込むのか、これからの動向に大きな期待が寄せられています。
Writer: くるまのニュース編集部
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