大切なのは「動いている時」だけじゃない! 車から離れている時でも安心安全なドライブレコーダーの選択肢を紹介【PR】

ドライブレコーダーは万が一のトラブル対策として、いまやクルマの必需品となりつつありますが、トラブルが起きるのはなにも走っているときだけではありません。駐車中のクルマを見守ってくれる機能が充実した2機種に注目しました。

「駐車監視」視点でのドライブレコーダー選び

 万が一の事故や、煽り運転に遭遇した際など、いざという時に心強い味方となってくれるのがドライブレコーダーです。最近ではクルマを購入するときにナビやETCとセットでドライブレコーダーをチョイスする人も多くなってきているといいます。また現在、利用をしておらず、なるべく早く装着したいと考えている人もいらっしゃることでしょう。

 そのように、ドライブレコーダーの装着、もしくは買い替えを検討している人は、どのような要素に注目して商品を選んでいるのでしょうか。「ドライブレコーダー」という名前から、ドライブつまり運転中のアクシデントやトラブルの録画にばかり目が行きがちですが、ほとんどの人の愛車は、運転されている時間より駐車されている時間の方が長いはずです。

 そして駐車中は、当て逃げやイタズラ、車上荒らしから果ては盗難まで、実はさまざまなリスクにさらされてもいるのです。

 今回は運転中の録画はもちろんのこと、駐車中も監視の目を光らせてくれる、心強いドライブレコーダーを2種、見ていきます。

BMW3シリーズツーリングとレクサスNXに、「駐車監視」機能が充実しているドライブレコーダーを装着して実際に試してみた

遠隔操作で犯人へ直接警告もできる! クラウドタイプの「NP1」

 ひとつ目はパイオニアからリリースされている、世界初のAI搭載通信型オールインワン車載機である「NP1」です。

2022年に登場したパイオニア「NP1」

 このモデルはドライブレコーダーとしてだけでなく、音声案内によるカーナビゲーション機能などを搭載しており、そうしたさまざまな機能を音声認識により操作できるのが特徴です。また通信機能を使っての本体アップデートや新機能の追加を可能としています。

 ドライブレコーダーとしてのNP1は、ふたつのフルHDカメラで前方視点と後方(車内)視点を撮影し、ナイトサイト搭載で夜間でも鮮明に映像を記録できるなど、基本的な機能はしっかり持ち合わせています。そして、それらに加え、常時通信だからこそ可能な機能を有している点が最大のポイントです。

本体にはカメラが前後2個装着されており、前方と後方(車内)が確認可能

 そのひとつが「クラウド保存」機能です。これは衝撃検知時と、声もしくは手動操作による録画を行った場合に、そのデータを一般的なドライブレコーダーと同じくSDカードへ保存するのはもちろん、通信を介してクラウドサーバーにも同時に自動保存してくれるという機能になります。

 その利点は、万が一SDカードにトラブルがあっても、クラウドサーバーに同一のデータが残され録画しそびれることがないだけでなく、クルマから離れていても映像を確認できる、というところです。

 別売りの駐車監視用電源ケーブルを使用すると、NP1は車両のエンジン停止後に「セキュリティーモード」へ移行し、駐車中にドアパンチ、当て逃げ、車上荒らしなどによる衝撃を検知した場合に、前方および後方カメラがそれぞれ10秒間の映像を、SDカードとクラウドの両方へ保存します。

もしも愛車が、不審者に物色されてしまっているような場合に…

 そしてスマホアプリ「My NP1」により、クラウドに映像が保存されるとリアルタイムにスマホへ通知が飛び、その手元のスマホですぐに映像を確認することができます。

 つまり、NP1と駐車監視用電源ケーブル、My NP1の組み合わせにより、監視カメラも人目もないような駐車場であっても、万一クルマになんらかの被害(衝撃検知)があれば、それをほぼリアルタイムで知ることができるというわけです。
 
 さらに2022年11月には、前述のアップデート機能を使って、遠隔監視で愛車を見守ることができる「マイカーウォッチ」機能が追加されました。衝撃を検知し、スマホに通知が来た際に、スマホアプリ「My NP1」からリアルタイムでクルマの状況(車室内や車外前方のカメラ映像、位置情報、速度情報など)を確認できるというものです。

スマホ上へアプリが通知、実際に今クルマがどのような状況なのかを遠隔で確認することができる

 そして、確認してみたらまさにいま車上荒らしや盗難に遭遇しているという場合は、「警告する」をタップすると、定型の警告メッセージが車内のNP1から発報されます。トラブルを未然に防ぐ効果が期待できるほか、スマホの画面をスクリーンショットや録画することで、リアルタイムに映し出される犯人の映像を鮮明に記録することも可能です。

万が一、クルマが盗まれてしまったような場合、車内カメラで運転手の容姿、自車位置情報、速度を確認できるだけでなく、NP1上から犯人へ警告音声を流すことも可能

 通常のドライブレコーダーでは、車両盗難などでドライブレコーダー本体ごと盗まれてしまったり、SDカードを破壊されてしまったりした場合、証拠映像を確認することができませんでした。クラウドやスマホにカメラ映像を保存できることで、犯人や車両位置は格段に特定しやすくなるといえるでしょう。

 近年、車両盗難のニュースを耳にすることが増えています。NP1は通信機能が備わるため通信・サービス利用料を必要とする分、ドライブレコーダーとしては割高に感じるかもしれませんが、大切な愛車を守ることができると考えれば、決して高くはない出費といえるのではないでしょうか。

 さらに、今後も大型アップデートで機能が追加される予定があるということなので、新機能が追加されるたびに買い替える必要のないことからも、実はコストパフォーマンスに優れた1台とも考えられるでしょう。

「NP1」を実際に使っているユーザーの声は?

 今回は、実際にNP1を装着して日常的に使用しているユーザーの方に話を聞くことができました。千葉県在住の20代会社員Nさんは、半年ほどNP1を使用してみた感想を、次のように話します。

「カメラの画角はとても広く鮮明に映るので、スマホの画面でもクルマのナンバーや文字をしっかりと読める印象です。後方カメラは、照明のない暗い駐車場でも車内がとても鮮明に映っており、夜に万が一のトラブルに遭遇したときにも安心だと思います。」

前方のカメラ画角は130度と広角で、駐車中に隣のクルマがバックで…という場合でも、映像の画角内に収まっており、ナンバーの数字もしっかりと確認することができている

「映像はクラウドに保存され、衝撃を感知するたびにスマホへ都度、通知がくるため、クルマから離れたところにいてもすぐに異変を感じられるのはとても安心感があります。さらに、以前装着していたドライブレコーダーでSDカードの挿入を忘れてしまい、残したかった映像が残せなかったという経験もあるため、そういったミスを防げるのも心強いです。

 駐車中の衝撃検知で、ネコがボンネットに乗っただけで記録されていたことがありました。当て逃げなど、愛車にどのような被害があるか予想できないので、この検知精度は安心です。むしろ、検知精度が高く家族が乗るたびに映像が記録されているのですが、個人的にはこのくらいで確実に反応してくれるほうがいいのかなとも思います。」

駐車中衝撃検知の感度設定や録画時間の設定はスマホのアプリ上から操作可能

「マイカーウォッチ機能は通信状況にもよるので、地下に駐車した場合などは接続できないこともありますが、仕事中や外出先などで愛車の様子が気になった時にすぐ様子が確認できるので安心です。私が住んでいる地域では、国産スポーツカーの盗難も相次いでいるようなので、いつでもスマホで確認できるのは心強いです」(Nさん)

 Nさんはその新機能の「マイカーウォッチ」について、「本来の使い方ではないのですが、普段NP1を取り付けているクルマを玄関前に置いているため、来客のときなどに監視カメラのように使うこともできています」(Nさん)と笑います。

【画像】あなたならどっち?「クルマから離れているとき」でも安心という観点でのドライブレコーダー選び(全33枚)

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