日産 新型「ルークス」は車に欲しい機能全部載せ? 開発者が目指したコンセプトとは【PR】
大人気の軽スーパーハイトワゴン市場に新たに投入された、日産 新型「ルークス」。強豪ひしめく市場でナンバーワンを獲得するため、日産自らが企画・開発をおこなった新型ルークスは、一体どのような特徴を持ったクルマなのでしょうか。
大人気の軽スーパーハイトワゴン市場に、日産が勝負を仕掛けてきた!
天井の高い室内と両側スライドドアを備える軽自動車として、幅広い層に人気がある軽スーパーハイトワゴン。ホンダ「N-BOX」やダイハツ「タント」など強豪ひしめくなか、日産は2020年2月25日に満を持して、新型「ルークス」を発表しました。
新型ルークスは日産と三菱の合弁会社であるNMKVのマネジメントのもと、日産が企画・開発をおこなったモデルで、車名は先代の日産「デイズ ルークス」から日産ルークスへと刷新。
なぜ車名から「デイズ」が消えたのか。それは、強豪に立ち向かうためにはブランド認知度も重要となるため、シンプルに「ルークス」として覚えやすくする狙いがあるとのこと。
スズキからのOEMとして販売していた初代から数えると、累計で約61万2000台を販売しているモデルだけに、ここが勝負のしどころとの気合が車名からも伝わってきました。
新型ルークスは、丁寧さと上質を感じる作り込みがさらに進化
新型ルークスの発表会のステージ上には、デザインの異なるベーシックとハイウェイスターの2台が展示されており、遠目からでも堂々とした存在感を感じます。
「品と凛」をテーマにしたというデザインは、日産全体のデザインランゲージであるVモーショングリルを用いながら、全体的に厚みとワイド感を持たせ、細部の継ぎ目にまで気を使った質感の高い作り込みで、“丁寧に作られたクルマ”と感じさせる上質感がたっぷりです。
進化したポイントのひとつ目は、ホイールベースが2495mmに拡大したことで、後席の足元スペースが先代モデル比+81mmの795mmになり、上級セダンも目じゃないほどの広大な室内空間を実現したこと。後席は前後に320mmのロングスライドも可能となり、左右独立してスライド操作ができるようになっています。
このおかげで荷室の奥行きも最大で676mmを確保でき、4人乗車でも容量48Lのスーツケースが4個積載可能になりました。荷室側からも後席のスライド操作ができるので、荷物に応じて左右の奥行きをサッと変えられます。
もちろん、後席を前に倒せばさらに広くフラットなスペースが出現。会場にはアウトドアレジャーを想定したルークスの展示もあり、日常だけでなくレジャーでの大容量積載、使い勝手も想定して作られていると感じてワクワクしました。
新型ルークスは「どんな人でも運転しやすく、乗り降りしやすい」に拘った
さらに、子育て世代だけでなく高齢化社会にとっても重要な要素である乗り降り、運転しやすさについても、新型ルークスは大きく進化しています。
まず、スライドドアはステップの低さとともに、650mmと大きな開口幅を実現。腰をかがめずにスムーズな乗り降りができるのはもちろん、チャイルドシートに座ったお子様のお世話をする際にも、体をよじる必要がないので子育ての負担が軽減されそうです。
さらに、セレナで好評だという片足の動作でスライドドアが自動開閉できる、「ハンズフリーオートスライドドア」をオプションで両側に設定可能(標準装備のグレードおよび装備不可のグレードもあり)。助手席側にしか設定できないモデルも多いなか、ママと子供だけで出かける場合などは、運転席側にハンズフリー開閉機能がある方が便利なので、これは嬉しいポイントです。
そして、先代と比較すると運転席のヒップポイントが64mmアップしており、大きなフロントガラスと相まって安全確認のしやすい広い視界が確保されました。軽自動車といえども、全高の高いボディ形状は運転ビギナーなどにとってはやや扱いにくさを感じるシーンもあるため、こうした配慮はとても大切。
同社のデイズでも女性の評価担当者が、小柄な体格や運転に不慣れな人でも安心して運転できる操作環境やフィーリングにこだわって開発していましたが、そうした配慮はルークスにも受け継がれているとのことでした。