初めてのLEXUSにピッタリ!「UX」の特別仕様車「UX200“BlueEdition”」の魅力を探る【PR】
滑らかでスッキリと回るUX200“Blue Edition”のエンジンフィール
UX200 Blue Editonはガソリン車のみの設定で、174馬力/209Nmを誇る2リッター直噴自然吸気エンジンに、発進ギアを追加したダイレクトCVTとの組み合わせです。
実は筆者(山本シンヤ)はUXのデビュー時に「今時NAエンジンとCVTか」と思ったのですが、いざ乗ってみると間違った先入観だったことを思い知らされました。
ダウンサイジングターボにも負けない実用域での豊かなトルクと、自然吸気エンジンならではの滑らかさでレッドゾーン(6800rpm)までスッキリと回るフィーリングは、久々に「いい自然吸気エンジン」に出会ったと思いました。
トランスミッションもダイレクト感や応答性の良さが光り、変速追従性なども含めて「CVTもここまで来たか」というレベルに仕上がっています。
UXのプラットフォームはGA-Cですが、高張力鋼板を最適配置したアンダーボディ、左右ドア開口部とバックドア開口部の環状構造、レーザースクリューウェルディングや構造用接着剤の使用部位の大幅アップ、パフォーマンスロッドやステアリングギアブレースの追加など、ほぼUX専用の設計。
そして、UX Blue Editionには専用の17インチアルミホイール+コンベショナルサスペンションが設定されています。
LEXUSらしい「すっきりと奥深い」走りを誰でも実感できる
その走りは奇をてらわず直球勝負で、LEXUSが目指す「すっきりと奥深い」走りをバランスよく実現しています。
具体的には、滑らかかつ自然なステアリング系、それでいてヒラリと身をこなせる身軽さでありながら安心感の高いハンドリング、そしてストロークが増したかのようなしなやかな足さばきと、路面からのアタリの柔らかさなどがあり、総合的なバランスがとても優れています。
全体的にUXはスポーティなキャラクターではあるものの、「足を固めてスポーティにする」のではなく、「足を動かしながら正確にクルマを動かす」と言う基本素性の良さを活かした「内に秘めた」スポーティです。これはドイツのプレミアム御三家とは違うLEXUS独自の“味”と言えるでしょう。
実は17インチアルミホイール+コンベショナルサスペンションサス仕様のデビュー時の印象はあまり良くなかったのですが、今回乗ってみてむしろ積極的におススメしたい仕様に昇格しました。
その要因を開発者に聞いたところ、「スペックの変更はありませんが、作り込み品質の向上だと思います」と回答がありました。さらに、滑りにくい上にクッション性も良いBlue Editionのファブリックシートも、この走りの良さに寄与しているのではないかと思います。
車両クラスを感じさせない直進安定性で安心感の高いドライブが可能
走りの良さは高速道路のような速度域が高いシーンでも実感でき、特に直進安定性においては車両のクラスを感じさせない仕上がりです。予防安全パッケージ「Lexus Safety System+」の機能の1つであるステアリング支援機能「LTA(レーントレーシングアシスト)」の精度も非常に高いと感じました。
また、今回は大雨の中の走行だったのですが、防音材の最適な配置はもちろん、開口部や素材構成の改良、ルーフの雨打ち音にも配慮した設計などによる静粛性の高さも相まって、安心で快適なドライビングをすることができました。
LEXUSが身近になる、多様なニーズに対応する支払いプランも用意
このように、UXは新世代LEXUSをより“身近”に体感できるモデルと言っても良いと思います。特に今回紹介したBlue Editionは装備内容に対する価格を考えると、かなりリーズナブルな仕様になっています。
購入する際はLEXUSのスマートバリュープランを使えば月々の支払いを抑える事が可能ですし、点検費用や任意保険代まで含まれたリースプランも用意されています。
これまで「LEXUSのクルマは価格が高くて手が出せない」、「LEXUSはまだ自分には早い」と躊躇していた国産車ユーザーや若い人もいると思いますが、これらの支払いプランを利用すれば、そのように感じていたユーザーでも手が届くのです。
UXの兄貴分、NXにも特別仕様車“Bronze Edition”が追加された
その一方で、「UXがいいのは解ったけど、やはりサイズがネック」と言う人もいると思います。そんな方には、兄貴分であるNXの特別仕様車「Bronze Edition」がオススメです。
NXの特別仕様車 NX300“Bronze Edition”は、その名の通り内外装(アルミホイール、オーナメントパネル、ステッチ)をブロンズカラーでコーディネイトし、エレガントさをプラスしたモデルになります。
加えて、ブラック塗装のスピンドルグリル&ドアミラー、ボディカラー同色のフェンダーアーチモールなどの採用で都会的なイメージを強調させています。
更に、ベース車ではオプション設定となるパーキングサポートブレーキ(静止物)、ブラインドスポットモニター、リヤクロストラフィックアラートを標準装備。UXのBlue Editionと同じく、ベース車に同じ仕様のオプションを追加するよりもお買い得な価格設定になっています。
UX200“BlueEdtion”は、初めてのLEXUSとしてもピッタリのクルマだ!
2台の特別なLEXUS、UX200“BlueEdtion”とNX300“Bronze Edition”は、高い質感とLEXUSならではのすっきりと奥深い走りを兼ね備えながら、特別感とお買い得感まで感じることのできる「LEXUS入門編」としてピッタリのモデルだと思います。
[Text:山本シンヤ Photo:土屋勇人]
LEXUS UX200 “Blue Edition” | |
ステアリング | 右 |
トランスミッション | Direct Shift-CVT(ギヤ機構付自動無段変速機) |
駆動方式 | 前輪駆動 |
エンジン | 2リッター DOHC直列4気筒自然吸気 |
エンジン最高出力/最大トルク | 174PS(6600rpm)/209Nm(4500〜5200rpm) |
使用燃料 | 無鉛プレミアムガソリン |
WLTCモード燃料消費率(km/L) | 16.4 |
全長×全幅×全高(mm) | 4495×1840×1540 |
ホイールベース(mm) | 2640 |
車両重量(kg) | 1470 |
乗車定員(名) | 5 |
最小回転半径(m) | 5.2 |
タイヤサイズ(前/後) | 215/60R17 |
メーカー希望小売価格(消費税込) | 4,050,000円 |
Writer: 山本シンヤ
自動車メーカー商品企画、チューニングメーカー開発を経て、自動車メディアの世界に転職。2013年に独立し、「造り手」と「使い手」の両方の想いを伝えるために「自動車研究家」を名乗って活動中。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。