軽自動車のリセールは「今」が分岐点? ワゴンR、アルト、ムーヴの買取相場推移から見えた、数万円損しないための売却戦略
日本の道路事情に最適化された軽自動車は、維持費の安さと実用性の高さから中古車市場でも需要が高い傾向にあります。特にワゴンRやアルト、ムーヴといった定番モデルの資産価値はどう動くでしょうか。
日本の道路に最適!軽ワゴンが支持される理由と資産価値の現在地
日本の道路事情に最適化された「軽自動車」は、維持費の安さと実用性の高さから、中古車市場において最も安定した需要を誇るカテゴリーといえます。
特にワゴンRやアルト、ムーヴといった定番モデルは、老若男女問わず幅広い層に支持されており、市場での流通量も非常に豊富です。
しかし、これほど需要が底堅い軽自動車であっても、年式の経過や新型モデルの登場といった市場の変化から逃れることはできません。
むしろ、流通量が多いからこそ、モデルチェンジや季節変動によって相場が動くときは一気に価格が下落する傾向にあります。
「まだ走れるから」「人気車種だから」と売却を先延ばしにしている間に、わずかなタイミングの遅れが数万円、時には十数万円の査定額の差となって現れることも珍しくありません。
愛車の資産価値を最大限に活用し、賢く次の一台へ繋げるためには、まず「今の相場における立ち位置」を正確に把握しておくことが不可欠です。
\ 愛車の価格を把握しよう!? /
軽自動車の乗り換えはタイミングが重要です。
愛車を少しでも高く手放すにはます、「愛車の価値」を把握することが重要です。
さらに「下取り」で即決すると、十数万円単位で損をしている可能性があります。
それでは、軽ワゴンの人気3車種の価値が今後どのように変動していくのかを具体的に見ていきましょう。
【スズキ ワゴンR】マイルドハイブリッド搭載の人気モデルも「1年半で約8万円」下落予測
スズキ「ワゴンR」は、1993年の誕生以来、軽ハイトワゴンという新ジャンルを切り拓いた先駆者的モデルです。
2017年に登場した現行の6代目モデルは、マイルドハイブリッドシステムの採用により、優れた燃費性能と軽快な走りを両立しています。
発売後も進化を続け、直近の2025年12月には大幅なマイナーチェンジを実施。デザインが「カスタムZ」をベースにした精悍なスタイルに刷新されたことで、中古車市場における従来モデルの相場変動にも注目が集まっています。
ここでは、3回目の車検(7年目)を控え、買い替え需要が高まっている「2019年式」を対象にします。スポーティな外観で支持される「ハイブリッドFZ(4WD)」を対象に、直近の買取相場シミュレーションを見てみましょう。

ワゴンRの買取相場推移を示したものが以下の表です。
| 時期 | 予想買取相場 | 現在からの差額 |
|---|---|---|
| 現在 | 77.4万円 | 0円 |
| 3ヶ月後 | 76.1万円 | -1.3万円 |
| 半年後 | 74.8万円 | -2.6万円 |
| 1年後 | 72.1万円 | -5.3万円 |
| 1年半後 | 69.5万円 | -7.9万円 |
ワゴンRは人気車種ゆえに値落ちは比較的緩やかですが、本シミュレーションでは、1年半後に約8万円の下落が見込まれます。60万円台後半まで落ち込む前に、高値を維持している今のうちに査定を受け、現在の価値を確かめておくのが賢明です。
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【スズキ アルト】徹底した軽量化がもたらす経済性…相場への影響は?
続いては、スズキ「アルト」です。徹底した軽量化による低燃費と、求めやすい価格設定が特徴の「国民的軽自動車」として親しまれています。
2021年12月に登場した現行の9代目モデルでは、アルト初となるマイルドハイブリッドを採用し、軽自動車トップクラスの低燃費(WLTCモード27.7km/L)を実現。
全高を拡大したことで居住性も大幅に向上しており、最新の「スズキ セーフティ サポート」を標準装備するなど、経済性と安全性を高次元で両立しています。
2025年7月にもデザインや安全装備を強化する一部仕様変更が実施されており、現行モデルとしての魅力がさらに高まっています。
ここでは、ワゴンRに合わせて「2019年式」で検証します。

2019年式は先代(8代目)モデルにあたります。なかでも必要十分な装備を備えた「X(4WD)」を条件に、直近の買取相場シミュレーションを見てみましょう。
| 時期 | 予想買取相場 | 現在からの差額 |
|---|---|---|
| 現在 | 47.3万円 | 0円 |
| 3ヶ月後 | 46.6万円 | -0.7万円 |
| 半年後 | 45.9万円 | -1.4万円 |
| 1年後 | 44.5万円 | -2.8万円 |
| 1年半後 | 43.2万円 | -4.1万円 |
アルトは元の車両価格が安価であるため、金額ベースでの下落幅は他車種に比べて小さい傾向にあります。しかし、元値が安価なアルトであっても、1年半で約9%の値落ちは進行します。
「まだ乗れるから」と先延ばしにせず、需要が安定しているうちに売却を検討するのがポイントです。
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【ダイハツ ムーヴ】基本性能の高さと先進安全装備モデルの市場価値を確認
最後は、ダイハツ「ムーヴ」です。高いボディ剛性と基本性能の高さに加え、先進安全装備「スマートアシスト」をいち早く採用するなど、長年にわたり軽ハイトワゴン市場の中核を担ってきたモデルです。
2025年6月、実に11年ぶりとなる待望のフルモデルチェンジが実施され、7代目へと進化。新型ではシリーズ初となる「後席スライドドア」を採用したことで、利便性が飛躍的に向上し、大きな話題を呼んでいます。
この新型モデルの登場により、従来のヒンジドアを採用していた先代(6代目)モデルからの乗り換えを検討するオーナーが急増しています。
ここでは、2017年のマイナーチェンジで「スマートアシストIII」が搭載された後の「2019年式」に注目します。
ターボエンジンによるゆとりある走りが魅力の「Xターボ SA3(4WD)」を条件に、直近の買取相場シミュレーションを見てみましょう。

ここでも2019年式を対象に、ターボエンジンによるゆとりある走りが魅力の「Xターボ SA3(4WD)」でシミュレーションしてみます。
| 時期 | 予想買取相場 | 現在からの差額 |
|---|---|---|
| 現在 | 66.1万円 | 0円 |
| 3ヶ月後 | 65.3万円 | -0.8万円 |
| 半年後 | 64.4万円 | -1.7万円 |
| 1年後 | 62.7万円 | -3.4万円 |
| 1年半後 | 61.0万円 | -5.1万円 |
※各表の数字はLINEヤフー社などのデータを基に、編集部が独自に算出した予測値です(2026年2月13日時点)。実車の状態や相場変動により異なるため、実際の査定額を保証するものではありません。
ムーヴもまた、1年半後には5万円程度の下落が見込まれており、60万円台ギリギリまで落ち込む可能性があります。
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特に安全装備の技術進歩は早いため、年式が古くなると相場への影響が大きくなる傾向があります。
軽自動車全体で高値は維持されているものの、今回ピックアップした2019年式を中心とした3モデルは、今後1年半で最大8万円前後の価値減少が避けられない見通しです。
さらに、新型モデルへの移行が進み、中古車市場への供給バランスが変化すれば、上記の数字以上の下落幅を見せる可能性も否定できません。
愛車をなるべく高く売却するには、「現在の正確な価値」と「市場の動向」をいち早く把握しておく必要があります。
後悔しない売却のために…愛車の最高値を「carview!」でチェック
愛車をより高値で売却するには、売却方法の選択が極めて重要です。
手続きが楽な「下取り」は査定額が低くなりやすく、気づいたときには数万円単位で損をしているかもしれません。
納得のいくカーライフの締めくくりを迎えるためには、ディーラーの下取りだけでなく、複数の買取店による査定額を「比較」するのが鉄則です。
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軽自動車の乗り換えはタイミングが重要です。
愛車の処分をディーラーに任せきりにしていませんか。
実は「下取り」で即決すると、十数万円単位で損をしている可能性があります。
Writer: くるまのニュース編集部
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