スーパーGT 第7戦オートポリスで悲願の表彰台! NSX GT3最終戦で「優勝目指したい!」 [PR]
Modulo Drago Corseチームの監督・選手のコメント
■チョン・ヨンフン監督
「自分としては今年の目標として、『一回は表彰台に乗せたい!』と思っていたのですが、それがなかなか難しいと感じていたので肩の荷が下りました。今回は初日から路面の状況とかマシンのバランスが良くなくて、かなり悩みました。色々やってみた割には得ることがなくて苦しんでいたのですが、最後に今までやったことのない作戦にチャレンジしたことが、結果的に良かったのかな、と思います」
■道上龍選手
「ウォームアップのときマシンをミディアムハードに合わせて臨んだのですが、ガソリン満タンの状態だとあまり良い結果が出せなくて…。ミディアムタイヤだともっと苦戦するだろうと心配したのですが、いざレースを勧めてみると、タイヤを労りながらですが良いペースで走ることができました。その感触から大津のスティントも『ミディアムで行こう!』と決めました」
■大津弘樹選手
「昨日までは本当に苦しい状態でしたが、いざレースがスタートしたら道上さんのペースがよくて、ボクに変わった後も周りと遜色ないペースで走ることができました。ただ同じペースで走っていては前に行けないので、かなり集中してミスなく走ることを心がけました」
チョン監督から「SUGOは4位、今回は3位ですから、次は…(笑)」と言われ、大津選手は「最終戦は『優勝』します!」と、最終戦への意気込みを代表して言ってのけました。
チームも勢いに乗っています。最終戦は期待してもいいのではないでしょうか。
【了】
[PHOTO:田村 弥]
Writer: 山田弘樹(モータージャーナリスト)
自動車雑誌「Tipo」の副編集長を経てフリーランスに。レース活動の経験を活かし、モータージャーナリストとして執筆中。並行してスーパーGTなどのレースレポートや、ドライビングスクールでの講師も行う。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。A.J.A.J.(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。