見た目も遊びもアグレッシブに! 普段使いも超快適なARMSTRONG「TRU-TRAC AT」はコスパ最高なA/Tタイヤだった【PR】
高速道路で感じた直進安定性の高さ クルマがビシッと真っすぐ進んでいく
この日、目指したのは茨城県筑西市です。首都高から常磐道を使うルートでは、高速道路での走りを試すことができました。平日の常磐道下りはすいていて、コンスタントに100km/hほどで走ることができます。
高速走行では一般道に比べ、多少ロードノイズを感じることがありましたが、同時に車両から風切り音も発生するため、そちらにかき消されてしまい、タイヤが発するノイズが気になるということはありませんでした。
A/Tタイヤの性能として、高速走行でひとつ気になるのは、直進安定性です。
僕が日頃乗っているジムニーの場合、ボディが小さくホイールベースが短いので、高速での直進安定性という点では不利です。かつ、A/Tタイヤを履かせてから、やはり落ち着きがなくなったように感じています。ハンドルに手を添えているだけでは心もとなく、しっかり握っていないと、という感じなのです。
しかし、プラドにTRU-TRAC ATの組み合わせではまったく問題を感じませんでした。むしろハンドリングは落ち着いた印象で、ハンドルに軽く手を添えているだけで、ビシッと真っすぐ進んでいきます。
前後にクルマがいないタイミングを見計らってレーンチェンジを試してみましたが、ハンドル操作に対してナチュラルに反応してくれます。タイヤ自体の剛性が高く、ヨレが少ない印象です。
いっぽう、これはプラド自身のキャラクターかもしれませんが、ステアリングのレスポンスはあまり高くなく、ハンドルの切り始めに“遊び”を感じる、ややのんびりとしたハンドリングです。しかしオフロード走行においては、この鷹揚(おうよう)さがメリットになることもあります。
フラットダートでも路面をつかみ、ぬかるみでもしっかりと駆動力を伝える
この日の目的地であった「下館オフロードコース」(茨城県筑西市)では、キャンプ場に出かけたときに遭遇するような、フラットダートを走ってみました。
硬い路面に砂や砂利が浮いているようなフラットダートでは、TRU-TRAC ATのトレッド面を走るジグザグ形状のグルーブがしっかりと路面をつかみ、荒れた路面を意識することなく、進むことができます。
前日まで雨が降っていたので、多少ぬかるんでいたところもありましたが、タイヤは空転することもなく、確実なグリップ力を発揮してくれました。路面の状況をしっかり伝えながらも、不快な振動や突き上げを抑えてくれる衝撃吸収性の高さにも感心しました。
シャープ過ぎないハンドリングも、オフロード走行においては安心感があり好印象です。
オールラウンドな性能を発揮するA/Tタイヤ コスパのよさは間違いない
この日は、一般道、高速道路、フラットダートと、さまざまなシチュエーションを交えながら200kmほど走行しましたが、TRU-TRAC ATはどんな路面もそつなくこなす、オールラウンドな性能を発揮してくれました。
舗装路を走ることがほとんどだけど、ときどきキャンプなどに出かけるというSUVオーナーにはまさにぴったりでしょう。
ルックス面でも、ほどよく武骨なデザインのTRU-TRAC ATを履かせることで、手軽にワイルドな雰囲気を演出することができます。100年以上の歴史をもつアメリカブランドのタイヤということで、そのストーリー性も十分でしょう。
また、今回テストしたTRU-TRAC ATのタイヤサイズは、265/70R17という大型のタイヤでありながら、1本あたりは送料税込で1万5480円(2024年6月現在)というリーズナブルさも魅力です。
TRU-TRAC ATは、価格と性能のバランスを考えれば、そのコストパフォーマンスのよさは間違いありません。
初めてオフロードタイヤを選ぶ人はもちろん、すでにA/Tタイヤを履いている人も、履き替えの際の選択肢に加えてみてはいかがでしょうか。