90年代にサッカー日本代表やヴェルディ川崎（現・東京ヴェルディ）のストライカーとして一時代を築き、引退後は、サッカー解説者や指導者、さらにタレントとしてもお茶の間をにぎわせている武田修宏さんは、高級輸入車をさっそうと乗りこなす“イケオジ”としても知られています。

　今回は、そんな武田さんの愛車であるアウディ A4アバントに、これまでのクルマ人生36年間で初めてというボディコーティングを施工します。使用するのは、ソフト９９が誇るプレミアムカーディテーリングブランド「G’ZOX（ジーゾックス）」の中でも最高の撥水（はっすい）・耐久性能でボディを守り抜く、2層構造のガラス系ボディコーティング「G’ZOX ハイモース コート ジ・エッジ」。2009年以来、長年にわたってシリーズ最高峰モデルとして人気を博してきた「ハイモース コート」のフラッグシップモデルです。

　愛車のメンテナンスやドライブ頻度について武田さんは「実は洗車ってあまりしないんですよ（笑）。現役の頃も人に見られる練習場なんかへ行く前に、ガソリンスタンドやカー用品店などで簡単に洗ってもらっていたくらいです。

　運転頻度についてはロングドライブが多いですね。現在は東京の世田谷区に住んでいますが、故郷の静岡までよく行きます。あと、京都パープルサンガ（現・京都サンガF.C.）に所属していた時や、数年前に鈴鹿でコーチをしていた時なんかは、西日本までクルマで行ってましたね」と、愛車に乗る時は長距離移動することが多いと言います。

　そんな武田さんのクルマ好きとしてのルーツは子ども時代にあります。クルマ好きだったお父さんと一緒にモーターショーへ行ったり、故郷の静岡に本社がある田宮模型（現・タミヤ）のキットに触れたりしていたのが影響しているそうです。中学生時代からBMWが写った雑誌の切り抜きを持ってその思いを募らせ、高校卒業後すぐに免許を取得すると、憧れだったBMW3シリーズを購入したそうです。

　その後も、メルセデス・ベンツ 190Eやポルシェ 911、フォルクスワーゲン ゴルフGTIなど世界のそうそうたる名車を乗り継いできた武田さん。スター選手だったことで周囲の人から見られる機会も多く、子どもたちの憧れになれるよう、あえて華やかなクルマに乗っていたのだとか。

　ですが引退後は、人に見せるためのクルマではなく、走りの安定感や安全性などを重視するようになり、その結果行きついたのがアウディ A4アバントでした。当時サッカーで海外遠征した際に、ドイツはもちろん、イタリア、スペインのバルセロナなどで、多くの一流選手がアウディに乗っていたのを見たことも影響し、落ち着いた雰囲気があって機能性が高いアウディのステーションワゴンを選んだそうです。

　そんな武田さんの愛車 アウディ A4アバントを事前にお預かりし、横浜市都筑区にあるGFCサービスさんで「G’ZOX ハイモース コート ジ・エッジ」を施工してもらいました。

　GFCサービスさんはコーティングや板金などを手掛けるスペシャルショップで、1日に10台以上の施工が可能な作業場を備えています。

　そもそもこの「G’ZOX ハイモース コート ジ・エッジ」は、ソフト９９が開催する専門の研修を受講し、高度な知識と技術を習得した専門スタッフでないと施工できない製品で、当然、GFCサービスさんはそういった特別な技術を習得したスタッフをそろえる高い技術力を持ったショップなのです。

「G’ZOX ハイモース コート ジ・エッジ」の施工で最初に行われるのが「洗車」です。当然、洗車にたけたプロスタッフが、車体の隅から隅まで汚れを落としきります。ボディを拭き上げて乾かした後、各所に「マスキング」が施されます。このあたりから、一般のオーナーがDIYで実施するには難しい作業になってきます。

　次に「ボディの下地処理、磨き込み」です。ボディの表面を研磨して塗装面を平らにするプロ用の電動ポリッシャーを使います。小さな引っかきキズやくすみなどはこの段階で消していき、磨きが終わったら「脱脂」作業です。その名の通り、ボディ表面の脂分を丁寧に取り除いていきます。

　ここまで終わったら、いよいよ「G’ZOX ハイモース コート ジ・エッジ」の登場です。まずはコーティングのベース層として「超高硬度ガラス系プライマーコート」をボディに塗り込んでいきます。こちらを施しておくことで、次にトップ層に塗り込む「高反応型シロキサン系トップコート」と化学的に反応してしっかりと密着します。この2層が強力な被膜を形成し、強力な撥水耐久性能を発揮してくれます。

　これらの作業を、プロのスタッフが温度や湿度を管理しながら丁寧に施工することで、施工後の類いまれなる艶と、高い撥水性、耐久性を生み出します。1年に1回の定期メンテナンスを行うことで、およそ5年ほどは効果が保たれるそうです。

　GFCサービスさんによって「G’ZOX ハイモース コート ジ・エッジ」の施工が終わり、いよいよ武田さんが愛車と対面する日です。

　愛車と対面する前の武田さんは「ボディコーティングって実際どうなんでしょう？ どんなふうに変わるのか…。正直言うと、そろそろクルマを買い替えようかと思っていたんです。だいぶ長く乗りましたからね」と、早速愛車の様子が気になるようです。

　いざGFCサービスさんのガレージのドアが開き武田さんが入ると、そこには見違えるように輝くボディをまとったA4アバントの姿が。 「えっ…これ本当に僕のクルマですか？ 艶や輝き、色の深み、言葉を失っちゃいますね。新車の時以上に輝いていますよ」とひと目で気に入った様子。

　次に「G’ZOX ハイモース コート ジ・エッジ」の撥水性能を検証すべく、A4アバントのボンネットに水をかけてみました。すると武田さんは「なんだこれ、初めての感覚（笑）。ボディに付いた水滴って、こんなにくっきり見えるようになるんですね。水滴が球体になっていますよ」と驚きの表情です。

　さらにバンパー近くの傾斜した部分では、球体になった水滴が瞬時に下方へ流れ落ちていきます。「いや、びっくりしました。こんなに早く落ちていくとは！　本当に球体の水滴がボンネットの上で浮いているみたい。これは見ていて気持ちがいいです」と感想を話していました。

「いやぁボディの艶感や輝き、撥水性も本当に想像以上でびっくりしました。これだけクルマがきれいだと、乗る前から気持ちがハッピーになりますよね。雨の日だったら風圧で水玉が流れていくので、さらに気持ちがハイになるかも」とのこと。

　最初の「買い替えようか？」と考えていた気持ちはどうなったのか聞いてみると「いや、これは買い替えたらもったいないなと思いましたね（笑）。なんというか…改めてこのクルマを大切にしたいなって思えるようになりました。ボディコーティングは初体験でしたが、クルマがきれいだと愛着も湧いてくるんですね。今回はそんなことに気付かせてもらえたいい機会でした」と話しました。どうやら、これからもアウディ A4アバントを大事に乗り続けてもらえそうです。

　現役時代はスター選手、引退後の今もサッカー解説者やタレントとしてメディアに出ている武田さんにとって、プライベートの時間は貴重なもの。特に、武田さんにとってクルマの中で過ごす時間は安らげるものなのだと言います。そんなプレミアムな時間を車内で過ごすにあたり、愛車が常に美しい輝きを放っていたら、これほどうれしいことはないでしょう。

　最後に武田さんは「今回このようなレベルの高いボディコーティングを施してもらえて、本当にうれしいです。トップアスリートにかぎらず、第一戦で活躍している人って、いいものをいいとわかる人たちですから、そういった人が見れば、この素晴らしさをわかってもらえるんじゃないでしょうか。

　“こだわりを持つ人、物を大事にする人”そんな世代を超えて本当にいいものがわかる一流の人はもちろん、どのボディコーティングを選んだら良いか分からないという初心者の人たちにもぜひ一度体感してみてもらいたいです」と感想を語ってくれました。