鮮やかな青と印象的なフェイス! 新型「セレナAUTECH」の刺さるポイントを味わう【PR】

日産の6代目「セレナ」をベース車とする「セレナAUTECH」を、内外装を中心にじっくりと見てみたところ、2018年にスタートした「AUTECH」ブランドのカラーが鮮やかに映える1台になっていました。

6代目「セレナ」発売にあわせAUTECHモデルも2代目へ

 AUTECHブランドの由来となるオーテックジャパン(現、日産モータースポーツ&カスタマイズ)は、かつて数々のカスタムカーを手がけてきたことで知られます。

 そのノウハウを活かした現在の「AUTECH」を冠するカスタムカーは2018年、当時のモデルの「セレナ」を皮切りにスタートしました。そしてこのほどベース車のフルモデルチェンジにより、「セレナAUTECH」も2代目へと進化、ガソリンモデルは2022年12月発売、e-POWERモデルは2023年春発売予定です。

「セレナAUTECH」のベース車「セレナ」は2022年11月にフルモデルチェンジが発表された

 内外装とも「プレミアムスポーティ」をコンセプトに、ベース車に対してわかりやすく差別化されています。

 外観ではまず、ドアミラーに加え新たに車体下部をぐるりと囲むように装備されたメタル調フィニッシュの専用パーツが目を引きます。これにより低重心とワイドスタンスを印象付け、スポーティさを演出しています。

メタル調のフィニッシャーが車体下部の四方を囲む
ドアミラーのメタル調カラーもAUTECH専用だ

 AUTECHのお約束で、フロントグリルはベース車が横基調の線状のデザインのところ、どの角度から見てもキラキラと輝くドットパターンとされていて、煌びやかに上質感を演出しています。最近では他メーカーもどんどんフロントフェイスのデザインが刺激的になっていて、そうしたなかAUTECHの顔もとてもインパクトある意匠です。

「水面のきらめき」をモチーフにしたというフロントグリルのデザイン

 その下方のバンパー下には、ブルーに光るシグネチャーLEDが埋め込まれています。それを囲むフィニッシャーも新たに装備され、下まわりのメタル調フィニッシュと統一性をもたせたデザインが施され、低重心イメージと安定感をより強調しています。

ブルーのLEDシグネチャーライトはAUTECHを印象付けるアイテムのひとつ

 さらに、細部まで丁寧に作り込んだスポークフォルムにダーク金属調シルバーを組み合わせたという専用アルミホイールを履いています。スポークが「AUTECH」の「A」をモチーフにしたデザインとなっているのはこれまでどおりで、より複雑で一部が浮いたように見える造形となっています。

AUTECH専用の16インチアルミホイール

 ボディカラーは、「AUTECH」ブランド発祥の地である湘南・茅ヶ崎の「海」と「空」のイメージから想起した、ブランドのアイコニックカラーであるブルーのもと、専用色のカスピアンブルーをはじめ、3種類の2トーンを含めた全7色を展開します。

専用色のカスピアンブルーをはじめ、3種類の2トーンを含めた全7色を展開している

黒基調に青のポイントをちらした「スポーティかつエレガント」なインテリア

 インテリアは、全体をブラック基調でコーディネートされており、ステアリングやインストパッド、シート、ドアトリムなどに、「AUTECH」ブランドを象徴するブルーステッチを施して、スポーティかつエレガントな空間を演出しています。

ブラックを基調とした内装はAUTECH専用デザイン

 インストフィニッシャーに配された、光を受けるとさりげなくブルーに光るダークグレーの紫檀(シタン)の木目調パネルも目を引きます。随所に配された「AUTECH」のロゴも誇らしげで、オプションである質感の高いフロアマットにももちろん入っています。

ダークウッド調フィニッシャーは「紫檀(シタン)」柄をしている
AUTECH専用フロアカーペットは遮音と消臭の機能を備える

 シート地にはやわらかな手触りで身体にしっくり馴染むレザレットを採用しているのもポイントです。海面の波の動きをモチーフにしたという模様も印象的で、従来はもっとカービーな模様だったところ、新型はモダンな雰囲気を表現すべく彫刻的なデザインに一新されました。

シート地は人工皮革の「レザレット」で、質感が高く、耐久性と耐水性にも優れる
広々とした2列目シートは座席を左右にスライドすることも可能

 なお、ベース車のハイウェイスターは8人乗りで、AUTECHのガソリンモデルも同様ですが、AUTECHのe-POWERモデルはゆったり乗れる7人乗りと、やや上級なイメージが与えられています。

2代目に「スポーツスペック」はないかも…?

 走りについてはベース車と共通で、ベース車である「セレナ ハイウェイスター」と同じくe-POWERおよびガソリンの2WDと、ガソリンの4WDが選べます。つまりベース車からの変更は内外装のみとなっているわけですが、従来型では少し遅れて「スポーツスペック」が設定されたことを思うと、新型もそうなるかもしれません。

「セレナAUTECH」のe-POWERモデルは2023年春に発売予定だ

 ただ、新型ではベース車自体の走行性能が大きく引き上げられており、AUTECHとしても十分に通用するということで、これ以上の仕様の追加はないかもしれません。。とにかくベース車の実力が侮れないほどジャンプアップしていることを、念を押しておきたいと思います。

 また、セレナといえばいちはやく「プロパイロット」を搭載したことでも知られ、そして2代目セレナAUTECHにももちろん、日産の誇る数々の先進技術が惜しみなく搭載されています。

ハンドルに手を添えてちょうど右手の親指あたりに「プロパイロット」のスイッチがある

 さらには、広くて開放感のある車内空間をはじめ、多彩なシートアレンジや収納スペース、前後スライドが可能な3列目シートやデュアルバックドアなどの独自の装備により、極めて使い勝手に優れていることはいうまでもありません。

「セレナ」はデュアルバックドアを採用している
デュアルバックドアは駐車場などで後方にスペースがない場合などに有効的だ

 そうした持ち前の強みに加えて、各部が大きく進化を遂げたベース車をもとに、さらに高級感や特別感を高めた2代目「セレナAUTECH」は、人気の高いこのクラスのミニバンの中でもひときわ異彩を放つ、魅力的な存在に違いありません。

[Text:岡本幸一郎 Photo:茂呂幸正]

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