ルノー「カングー」が13年半ぶりのフルモデルチェンジ! 「世界で日本だけ」!? ファンのアツさが生んだ独自仕様でデビュー【PR】
全方位で刷新し進化を遂げた3代目 新型「カングー」
このように熱心なファンから愛され続けてきたカングーが2023年2月、およそ13年半ぶりにフルモデルチェンジされました。
正式発売に先駆け新型カングーが先行公開されたのは、2022年10月に開催されたカングージャンボリーの会場です。根強く支持し続ける歴代のカングーファンを大切にするという姿勢を、ルノーが強く打ち出しているかのような お披露目でした。
そんな3代目新型カングーは、初代や2代目の特徴を受け継ぎながらも、全方位で大きく進化を遂げています。
外観デザインについてルノー・ジャポンは、ひと目でカングーとわかる親しみ深い佇まいを継承しながら、先進性も感じさせるものへ生まれ変わった、と説明します。
車体色同色にコーディネイトされたカラードバンパー仕様に加え、歴代カングーで高い人気を誇ったという樹脂素材色のブラックバンパー仕様がラインナップされています。
新型カングーのシャシは、ルノー日産三菱アライアンスによる「CMF-C/Dプラットフォーム」をベースに、欧州における商用車基準の厳しい耐久性や信頼性をクリアした独自の設計とし、高い操縦性や堅牢性を兼ね備えたといいます。
ボディサイズは、全長4490mm×全幅1860mm×全高1810mm、ホイールベース2715mm。先代カングーに比べ全長210mm、全幅30mm、ホイールベース15mmがそれぞれ延長、拡大されています。
荷室のサイズも拡大し、リアゲートから後席背もたれまでの長さは+100mmの1020mmとなり、容量では+115リットルの775リットルへと拡大しました。後席を前倒した時には、荷室前後長 1880mm(+80mm)、最大積載量2800リットル(+132リットル)と、これまで以上に広大なスペースが確保されています 。
しかも荷室のフロアは地上高594mmと低く、その開口部とあわせ、容易に荷物を積み下ろせるつくりといえるでしょう。さらに床面や壁も凹凸を抑えた四角い空間設計のため、例えばキャンプ道具などを収納した箱型のコンテナボックスを効率的に積めます。
前席頭上の「フロントオーバーヘッドコンソール」をはじめ、室内各部に収納スペースが多数、確保され、手荷物やドリンク、携帯電話といった身の回りのこまごましたものも、収まりがよいでしょう。
中でもメーターフード上にある「インストゥルメントパネルアッパーボックス」は、2つのUSBポートと12V電源ソケット付きで、さらに純正アクセサリーの着脱式「スマートフォンホルダー」もセットできます。
また前席背もたれには「フロントシートバックテーブル」が組み込まれています。
内装は、フロントシートを拡大しゆとりが持たされたほか、後席も大人3人が座れる3座独立式6:4分割シートが採用されています。遮音材の拡大採用などで、静粛性も大きく向上したそうです。
インパネ周りは質感を大幅に向上したといい、7インチデジタルメーターパネルや、スマートフォンとの連携を強化した8インチのセンターディスプレイが採用されています。
ADAS(先進運転支援機能)もさらなる充実を見せます。高速道路の同一車線内におけるステアリング保持や、先行車追従走行を図る「ハイウェイ&トラフィックジャムアシスト」が初めて採用され、長距離移動での疲労を大幅に軽減してくれます。
さらに歩行者・自転車検知機能付「アクティブエマージェンシーブレーキ(衝突被害軽減ブレーキ)」や「ブラインドスポットインターベンション(後側方車両検知警報)」など、全方位で安全性が確保されました。
新型カングーのエンジンラインナップは2タイプです。
最高出力116ps、最大トルク270Nmの1.5リッター直列4気筒ディーゼル直噴ターボと、最高出力131ps、最大トルク240Nmの1.3リッター直列4気筒ガソリン直噴ターボエンジンが設定され、トランスミッションは共に、7速AT(7EDC:エフィシエントデュアルクラッチ)と組み合わされます。
しかし新型カングーの見どころは、それだけに留まりません。最大の特徴ともいえるのが「世界で日本だけ」の独自仕様となっている部分です。