相棒として長く付き合いたいクルマ!スバル新型「フォレスター」をソロキャンプで検証【PR】

2021年8月19日、大幅なリニューアルを果たしたスバル新型「フォレスター」。その魅力とはどのようなモノなのでしょうか。SUV生活研究家の「山崎友貴」さんが一泊二日のキャンプで試してみました。

大幅なリニューアルを果たしたスバル新型「フォレスター」

 世の中の状況が後押しして、アウトドアブームはますます高まるばかり。同時にSUV市場もどんどん拡大しています。

スバル新型「フォレスター」は2021年8月19日に大幅なマイナーチェンジを実施
今回は新型フォレスターでソロキャンプに出かけた

 国産SUV黎明期の1997年、コンパクトステーションワゴンのクロスオーバーとして誕生したスバル「フォレスター」ですが、2018年には現行型である5代目にモデルチェンジを実施。いまや世界で愛される、ミドルクラスSUVに成長しました。

 そして2021年8月19日、現行型フォレスターは大幅なリニューアルを果たし、さらに魅力的なものとなりました。今回いち早く、新型フォスレスターで出かける機会を得たので、趣味のソロキャンプをしながら魅力のほんの一部をお伝えしたいと思います。

筆者の趣味でもあるバードウォッチング。静かに流れる時間はたまらないひとときだ
春夏秋冬で四季折々の鳥たちを見ることが出来る[撮影:山崎友貴]
春夏秋冬で四季折々の鳥たちを見ることが出来る[撮影:山崎友貴]

新型フォレスターのエクステリアはボリューミーかつソリッドなフォルムに進化

新型フォレスターは写真で見た印象よりも力強さをより感じた
今回試乗した車両のエクステリアカラーはマグネタイトグレー・メタリック

 さて、新しいフォレスターが目の前に運ばれてきた時に感じたのは、写真で見るよりもボリューミーでソリッドなフォルムだということでした。

 CMなどで使われているフォレスターのイメージカラーはクリスタルホワイト・パールですが、今回試乗した車両がマグネタイトグレー・メタリックだったことも影響しているかもしれません。しかし、2次元で見るよりもフロント回りの造形に迫力があります。

 新型フォレスターには、「レヴォーグ」から導入されたデザインコンセプト「BOLDER」が取り入れられました。ヘキサゴングリルはより大型化させたことに対し、ヘッドライトは小型化を実施。それと同時に、複数のLEDを照射するアレイ式アダプティブドライビングビームに変更されています。

 現在SUV市場で人気のデザイン、いわゆる“アメリカ顔”になった印象です。デイライトを点灯させると実に凜々しい表情になります。よりアクティブ、よりアグレッシブな印象を纏ったことで、アウトドアを嗜好するユーザーにはさらに魅力的に映るのではないでしょうか。

アウトドア派の冒険心をくすぐるグレード「X-BREAK」

随所にレッドオレンジのアクセントカラーが取り入れられている「X-BREAK」
「X-BREAK」専用デザインの17インチアルミホイール

 今回試乗したのは、「X-BREAK」というアウトドア派を意識したグレード。エクステリアには随所にレッドオレンジのアクセントカラーを取り入れており、併せてカーボンルックのパーツが各所に装着されています。

 こうした視覚的な演出は、道具好きのアウトドア派の心をくすぐることは間違いありません。昨今、アウトドア用ウェアや時計などのアイテムに、野外で目立つレスキューカラーのオレンジが使われていることが多いからです。

「X-BREAK」専用デザインのスポークタイプアルミホイールには、17インチのオールシーズンタイヤが組み合わされているのも魅力のひとつです。フォレスターのAWD(4WD)との組み合わせで、多様な路面状況でも安心して走ることができるのは、ユーザーのアクティブなライフスタイルを十二分にサポートしてくれるでしょう。

 特に突然の雪でも臆せずに前に進めることはオールシーズンタイヤの大きなメリットでもあり、SUVを所有した満足感を増幅してくれるはずです。

フォレスター「X-BREAK」のリアデザイン
フォレスター「X-BREAK」のサイドデザイン
ルーフレールにもレッドオレンジのアクセントがあしらわれている

道具としても優秀!大容量のラゲッジスペースに撥水カーゴフロア

リアシートの背もたれはトランクスペースからワンタッチで操作することができる
スクエアなラゲッジスペースはリアシートを使った状態でも509リットルもの容量がある

 道具としてフォレスターを見ても、実に優秀です。アウトドアレジャーを楽しむ場合、やはり重要になるのが積載能力です。

 まず今回試乗したフォレスターのリアゲートは電動式なので※、ボタンをひと押しするだけで開け閉めでき、手に荷物を持っているような状況でもイージーな操作が可能です。そしてリアゲートを開けると目に飛び込んでくるのは、スクエアで広いラゲッジスペース。

 リアシートを使った状態でも509リットル(VDA法計測)もの容量を確保しており、しかもタイヤハウスなどのデッドスペースがありません。これなら、四角いモノが多いキャンプ用品もきれいにパッケージングして、たくさん載せることができます。今回、僕のソロキャンプ用の装備を載せてみましたが、ラゲッジスペースの半分も使いませんでした(詳細は動画参照)。

 リアシートをフラットにすればさらに大容量のラゲッジスペースを確保できます。ちなみにリアシートを倒すためには、ラゲッジスペースにあるスイッチ操作ひとつでOK。わざわざセカンドシートのドアを開けてシートを倒す…という面倒さがありません。

 さらにX-BREAKのラゲッジスペースには、同グレードならではの特徴があります。それが「撥水カーゴフロアボード」です。他のグレードではラゲッジルーム床面とリアシートバックにトリムが張られていますが、X-BREAKは樹脂製のボードが採用されています。

 アウトドアで使うアイテムは汚れたり濡れたりすることが多いのですが、このボードなら気兼ねがなくそのまま積むことができます。使用後には水で洗ったり、水拭きもできるので、掃除もラク。

 また、特に気に入ったのは撥水カーゴフロアボードの表面処理です。撥水性のあるこの手の樹脂ボードの上に荷物を積んでいくと、山道などでは滑って物が右往左往してしまうことがあります。

 しかし、フォレスターX-BREAKの撥水カーゴフロアボードにはディンプル加工が施されているので、コンテナボックスや金属でできたモノでもしっかりとグリップしてくれます。ですから、ワインディングロードでも荷物が動いて気になるというシーンが、ほぼありませんでした。

 昨今、山中でソロキャンプをする場合は獣害を避けるために就寝は車内で…というユーザーが増えています。広々としたラゲッジスペースが確保されているフォレスターなら、車中泊も快適だと思います。リアシートを倒した時、床面は車両前方向がわずかに上がる程度で、ほぼ平ら。キャンプマットを敷いて、前方に頭を向けて寝たら、大人2人でも十分快適に寝られると思います。

※メーカーオプションとなります

ソロキャンプなら容量の1/3程度しか使わずに荷物を積載できた
リアシートをフラットにすれば、さらに大容量のラゲッジスペースが確保可能
撥水カーゴフロアボードは水洗いが可能。汚れた荷物でもそのまま詰めるのが嬉しい

オーナーの満足感を満たしてくれる新型フォレスターのインテリア

外装と同様に内装の各所にもレッドオレンジの差し色が入っている
セミバケット形状のシートは適度に身体をホールドしてくれる

 インテリアもまた、オーナーの満足感を満たしてくれる仕上がりになっています。インパネの基本デザインはレヴォーグに通じるデザインプロトコルを採用していますが、よりアクティブでSUVらしい力強さを感じる配色、硬質感です。

 X-BREAKではエクステリア同様に、レッドオレンジの差し色が入ったステアリングホイール、セレクターレバーノブ、そしてトリム&シートのステッチを採用。前述の通り、アウトドア派に人気のレッドオレンジは、ウェアやアイテムなどと同じヘビーデューティ感を感じることができます。

 さらに、シートには撥水性の生地が使われており、スポーティな見た目でテンションを上げてくれるだけでなく、機能的にも道具感十分です。雨や雪、泥などが付いた身体で座ってもシートをサッと拭くことができるのは、まさにアクティブ志向のクルマと言ったところ。

 座った時のフィーリングも上々です。セミバケット形状のシートは適度に身体をホールドしてくれるので、荒れた林道を駆け抜けた時でも身体が必要以上に動くことはありませんでした。クッションも適度な硬さなので、長距離ドライブでも快適に移動することができるのではないでしょうか。

皮巻きのステアリングは適度な太さで握った時の感触も良好
ハンドルやシフトレバー、モードセレクターなどにもレッドオレンジの差し色があしらわれている
シートのステッチにもレッドオレンジ色が使われており、よりアクティブな雰囲気を醸し出している

 スバル「フォレスター」の詳細はこちら! 

【画像】新型スバル「フォレスター」の内外装をもっと詳しく見る(76枚)

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