トヨタ新型車「カローラクロス」が大変身!? 「モデリスタ」の世界観は何が魅力? メーカー系カスタマイズの求めるデザインとは【PR】

モデリスタではラフスケッチや3Dモデリングも内製でおこなっている

実車に装着してみて「何か3Dの時と違うかも……」と思うことはほとんどないという

デザイナーとの意思疎通が重要になってくると思いますが、その辺りは?

弊社は内製でモデリングをやっていますが、そのメリットはコミュニケーションが取りやすいこと。悩んだ時に気軽に相談することができます。

3Dになって「これはちょっと違くない?」みたいな事はありました?

それはないですね。もちろん、「●●したい」、「▲▲したい」などはありますが、さまざまな要件があるなかで試行錯誤し、忠実に再現してくれます。

ちなみにデザインはどれくらいの期間で行なうのでしょうか?

クルマによってまちまちですが、だいたい1~2か月くらいですかね? ラフのスケッチを何枚も描きながら少しづつイメージを絞り、数案のデザイン画を作成します。その後、様々な部署で議論しブラッシュアップを重ねながら最終案を決めていきます。

そこから先は?

エアロパーツのデザインは、ベースとなるクルマのデザインが終わる頃にスタートします。ただ、発売は一緒なので開発期間は非常に短くなってしまいます。そこで、フルデジタルのスピードが活きています。さらにデザイン・設計・モデラーが社内の1フロアにいるのも強みです。

ちなみにモデリングをするには、デジタルと粘土どちらがいいんでしょうか?

どちらにもメリット/デメリットがありますが、デジタルのメリットは「速い」、「修正が容易」、「色やメッキなどの素材感も画面ですぐ再現できる」などです。

 メッキパーツは角度によって映り込みが変わるので狙ったシルエットがでない事もありますが、弊社のレンダリングソフトはメッキの映り込みや影の落とし込みのシミュレーションもできるので、3D上ですべて完結できるのが強みですね。とくにカローラクロスのエアロは陰影が大事だったので、重宝しました。

デジタルのメリットは「速い」、「修正が容易」、「色やメッキなどの素材感も画面ですぐ再現できる」が挙げられる

ちなみに実車に装着してみて「何か3Dの時と違うかも……」はありますか?

ないですね。弊社のモデラーはデータ完結ではなく、モノになった事も考えてモデリングを行なっています。実は製法の違い(インジェクション成型や真空成型など)による形の変化も見込んでデータを作成しています。

フロントスポイラーはL字のメッキが特長
今までにないデザインで塊から削り出したような造形を表現したというサイドスカート

そんなこだわりが詰まったカローラクロスのエアロパーツですが、個々の特徴を教えてください。

フロントスポイラーはL字のメッキが特長ですが、筆を止めた時の“溜まり”を入れることで安定感を演出しています。モデリスタでは端末の処理にこだわりがあり、溜める、跳ねる、流れるなど動きで“らしさ”を表現しています。全体的にボディ色だけにするとクルマが重く見えてしまうので、彫刻的な造形にすることで陰影を出しています。

サイドスカートは彫刻のようなデザインに見えました。

今までにないデザインで塊から削り出したような造形を表現しました。ボディカラーと同色ですが、遠くから見ても間延びしないようにしています。実はドアの開閉軌跡の問題で、今までのようなベース車に被せただけの構造だとデザインが成立しないので、内部の構成部品をノーマル流用ではなくオリジナルの部品を用意して作り替えています。社内の設計担当や企画担当に協力してもらって思い通りの形にすることができました。

アクセントのガーニッシュも素敵です。

車両側面にある2本のキャラクターラインを繋いだグラフィックとし、サイドビューのメインアクセントとなるようにデザインしました。。穴は開いていませんがダクトのようなイメージで上質感もアップしていると思っています。

サイドドアガーニッシュはノーマルのキャラクターラインを使ったアクセント

リアもカッコいいですよね。

リヤスパッツはフロント、サイドからの繋がりを受け、厚み感を目指した造形です。ノーマルのハット型のガーニッシュを抱え込むようにデザインしています。

フェンダーはボディ同色にすることで、見た目の印象がかなり変わりますね。

ここをボディ同色にすることで街に似合う雰囲気になっています。ノーマルに被せる形で装着しますが、ここにも彫刻的な立体感を施すことで、重い印象にならないようにしています。

フェンダーがボディ同色になり、見た目の印象はかなり変わる【画像提供:(株)トヨタカスタマイジング&ディベロップメント】

細かい所にこだわりがたくさんありますが、私はドアミラーのメッキガーニッシュが気に入りました。

ミラーはノーマルも立体的な形状ですが、ミラーガーニッシュを付けることで、よりシャープな印象になります。ファッションで言えばピアスを付けるような感覚ですね。メッキアイテムと言えばフロントガーニッシュはベース車の顔つきをより引き締め、バックドアガーニッシュはベースのデザインをより引き立たせる効果があります。

バックドアガーニッシュを装着することで引き締まった印象がある

ホイールのマッチングもいいですが、これも専用品ですか?

18インチはハリアーと同一デザイン、17インチはRAV4用を水平展開していますが、どちらも弊社でデザインしたホイールをラインアップしています。

これは全部選択したくなってしまいますよね。皆さんそうですか?

弊社としてはそれが嬉しいですが、そこはユーザーさんの好みに合わせてセレクトしていただければと思います。

カスタムパーツの難しさは単品でも変わった感が必要だし、全部つけた時に調和も必要な点です。その辺りに関してモデリスタは実に上手だな……と。

ありがとうございます。個々のパーツをバラバラにデザインするのではなく、クルマ全体を見ながらメリハリとバランスをとってデザインしています。

そこはファッションと一緒ですね。カローラクロスを購入した人は、アクセサリーを選ぶようにアイテムの選択をすると、より愛着が湧くと思いました。

「これは全部選択したくなってしまいます」と語る小野さゆりさん

※ ※ ※

 このように、さまざまなこだわりが凝縮されているモデリスタのエアロパーツですが、実はそれだけではありません。

 それは「メーカー直系の安心」です。

 一般的には「カスタマイズは自己責任」が定説ですが、モデリスタのアイテムはトヨタ車と同等の「品質」が備わっています。

 つまり、「どこで」、「誰が」装着しても同じフィッティングを実現しています。

メーカー直系の安心!モデリスタのエアロパーツ【画像提供:(株)トヨタカスタマイジング&ディベロップメント】

 また、装着によって発生しがちな音/振動も、トヨタのテストコースを用いて試験や解析が行なわれているなど、新車開発と並行して開発できるメリットを十二分に活かしています。

 全国のトヨタディーラーで購入・装着が可能なのは、このような理由があるからなのです。

 このように「カッコいい/個性的」と「メーカー直系の安心」と言うカスタマイズ業界の二律背反を両立させたモデリスタのアイテムを選んで、カスタマイズの面白さ/楽しさを体感してほしいと思っています。

 新型車カローラクロスのモデリスタ仕様についてはこちらから 

【画像】他とは違う! 個性が際立つ「カローラクロス」のモデリスタ仕様を見る!(46枚)

画像ギャラリー

Writer: 山本シンヤ

自動車メーカー商品企画、チューニングメーカー開発を経て、自動車メディアの世界に転職。2013年に独立し、「造り手」と「使い手」の両方の想いを伝えるために「自動車研究家」を名乗って活動中。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。

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