専用の内外装を纏った特別なキックス「キックス AUTECH」の魅力を探る【PR】
ブルー/ブラックの専用インテリアはまさにクラフトマンシップの結晶
インテリアはAUTECH共通の「ブルー/ブラック」のコーディネイトですが、波をイメージしたデザインのレザレットシート、ドアトリム、本革の2トーンステアリング、ブルーステッチで仕立てられたインストパッド/シフトベース/センターコンソール、更に専用フロアマット(ディーラーオプション)などにより、 エクステリア同様にシックな雰囲気に仕上がっています。
個人的には基準車よりもインテリア全体の調和が取れており、結果的に質感が増していると感じました。
キックス AUTECHはパワートレイン/フットワークは基準車から変更はありませんが、滑らか/スムーズ/力強さなどが特長のe-POWERや、見た目の印象よりも骨太なハンドリングと落ち着きある足の動きを活かした快適性などは、AUTECHの世界観とかけ離れていないように感じました。
つまり、基準車のポテンシャルが高い証拠とも言えるでしょう。
刺繍入りのレザレットシートは基準車よりも高いホールド性を発揮
さらに細かい話を言うと、コーナリング時に基準車のシートよりも体を支えやすく感じました。
シート本体に形状の変更はないので、波をイメージしたシート表皮のデザインがホールド性の向上に効いているのです。シートはドライバーとクルマを繋ぐ重要な接点であり、デザイナーがそれを狙ったかどうかは解りませんが、確かな差を感じたのは事実です。
基準車よりも様々な点が変更されているキックス AUTECHですが、プレミアムスポーティを謳う以上はセレナ(スポーツスペック)やエクストレイルのように内外装に見合ったAUTECHならではの専用サスペンション周りがあるとなお良いなと個人的には思います。
キックス AUTECHは”違いが分かる大人”にこそ乗ってほしい一台だ
ちなみにキックス AUTECHの価格は基準車上級グレード(Xツートンインテリアエディション)から24万4200円アップとなっており、様々な専用装備や質感の向上などを考えるとかなりお買い得なのは間違いありません。
キックス AUTECHは、”違いが分かる大人”にこそ乗ってほしい非常におススメのモデルです。
[Text:山本シンヤ Photo:小林岳夫]
Writer: 山本シンヤ
自動車メーカー商品企画、チューニングメーカー開発を経て、自動車メディアの世界に転職。2013年に独立し、「造り手」と「使い手」の両方の想いを伝えるために「自動車研究家」を名乗って活動中。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。