山本昌と安東弘樹にとってクルマとはどんな存在? 2人が語るクルマとの出会いやドライブの魅力とは【PR】

人も車もほっとできる場所 ガソリンスタンドにまつわる思い出について

長年クルマに乗っていると、色々なおもしろエピソードがどんどん出てくる
購入時から再ペイントもしていないそう。なんと、各パーツもフルオリジナルの車体だ

山本さん「僕はね、乗るクルマが車高の低いクルマばっかりということもあって、行くガソリンスタンドは道路との段差が少ない場所って決めてるんですよ。そうすると必然的に行くスタンドも限られてきちゃうから、そこで洗車をしていると店員さんが拭き上げを手伝ってくれたりするんですよね(笑)」

安東さん「分かります! 僕も給油や洗車をするときは行きつけのガソリンスタンドがありますね。自分のクルマは自分でやりたいというこだわりが強いから、行くガソリンスタンドはセルフがメインになっちゃいますけど…。」

山本さん「分かる分かる。そうなりがちですよね。実は僕のミウラは納車したその日にエンジンがかからなくなっちゃって、実はその時もガソリンスタンドだったんですよ(笑) その時仲間が紹介してくれたメカニックの方が今でもお付き合いしている方で、それからずーっとお世話になってるんです。

 それと、ミウラのキーシリンダーが壊れてエンジンをかけられなくなったのもガソリンスタンドでした。だから、ガソリンスタンドには色々な思い入れがあったりしますね(笑)」

安東さん「ガソリンスタンドはタイヤ空気圧のチェックもできるし、お店によってはバッテリーのチェックやエンジンオイルの交換もしてくれる。まさに、クルマにとってはオアシスのような場所ですよね。最近のガソリンスタンドはとても綺麗だし、カフェスペースがあるお店もあって、クルマだけではなく人にとってもピットインできる場所だと思います。」

クルマ好きだったからこそ実現した、人と人との出会いとは

「ホンモノのクルマ好きに出会えて嬉しい!」と話す安東さん
エリーゼは走っているだけで笑顔になる! シフトチェンジをするたびに喜びを噛みしめているとか

安東さん「僕が出会えた人の中で印象的なのは、バレエダンサーの熊川哲也さんですね。あるインタビューの時に初めてお会いして、初めは少し緊張していたんですけど、クルマ好きだってことを聞いていたのであえてクルマの話題から話してみたんです。

 そしたらめちゃくちゃ話が盛り上がって、こんなに嬉しそうにインタビューを受ける熊川さんは初めてって言われたくらい。クルマ好き同士ってあっという間に仲良くなれるんだなって思いましたね。」

山本さん「うんうん。だって、クルマ好きな人って少し話しただけで分かりますもんね(笑)。」

安東さん「でもね、もしかしたら今回山本さんと出会えたことが一番嬉しいかもしれません。だって、スーパーカーをこんなにしっかりと乗ってあげていて、一台一台をちゃんと愛してきた人ってなかなか居ませんよ。」

山本さん「さすが、安東さん上手だね(笑)。 僕の印象的な出会いはさっきも言ったけど、今ミウラを任せているメカニックさんとの出会いですかね。さっきミウラのエンジンがかからなくなった時の話だけど、その時預けた翌日に連絡があってクルマを取りに行って、エンジンをかけた瞬間にもうまるっきりエンジンの音が違うんです。

 アイドリングの安定感や、踏み込んだ時の吹け上がりもまるで違う。その人にクルマを任せるようになって10年以上経つけど、ミウラが壊れたことって一度もないんですよ。それから長い付き合いがあって色々なことでお世話になってるし、クルマ好きだったからこそ出会えた人との繋がりって、本当に人生の財産だなって思います。」

クルマとの出会いによって変わった2人の人生について

ロータス エリーゼの走行シーン 乾いたサウンドを響かせていた

山本さん「僕はやっぱりね、クルマを買う為に野球を頑張ったということですよね。給料が上がったご褒美にフェラーリを買うんだ! みたいに、クルマが原動力のひとつになっていたのは間違いないです。良い成績だった年って必ずクルマを買っていましたよ。実はプロ野球選手って、良い家に住みたいとか、良い服や時計を身に付けたいから頑張るって人も結構いるんです。

 そんななか、僕の原動力は良いクルマに乗りたい。だったわけです。男って実は、イージーに買えるのもってあんまり欲しがらないんですよね。ちょっと無理すれば買えるとか、いつもより頑張れば手が届くってものを欲しがるんです。それが僕の場合はたまたまフェラーリだっただけですね。

 もちろん、トヨタのクラウンが欲しいから頑張るとか、スズキのジムニーが欲しいから頑張るとか、車種はなんでも良いんです。たとえ車種が違ったって、その人は僕がフェラーリを納車待ちしていた時の気持ちと何も変わらないでしょう? 自分の中の夢を追いかけて、背伸びをして物を買って、背伸びをしたからこそ仕事をもっと頑張る。

 そういう気持ちが人一倍強かった僕だからこそ、今まで頑張って来れたんだと思います。だから、今の僕があるのはクルマという存在があったからこそですね。」

安東さん「僕の場合は、”魔法の絨毯を手に入れた”って感じで人生が変わったと思います。クルマは、好きな時に好きなところまで僕を連れて行ってくれる魔法の絨毯ですよ。家族や友達とプライベートな空間でそのまま移動することもできますし、こんなに素晴らしい物が他にあるのかって思います。

 逆に、クルマが無かったらどれだけ不自由な人生を過ごしていたんだろうって思うくらいです。だから、クルマの運転をする機会が少ない人や、まだ運転をしたことが無い人は、もっとクルマで移動することに積極的になってほしいですね。」

安東さんが所有する ロータス エリーゼ・ヘリテイジエディションは日本に30台の限定車。そのうち赤ストライプは10台しか存在しないモデルだ
ロータス エリーゼのインテリア 剥き出しのシフトゲートさえも美しい
安東さんのロータス エリーゼはエアクリーナー、LSD、フライホイールもカスタマイズ済み

クルマは人生を華やかにする! 記事を読んでくれた人へのメッセージ

クルマに乗ってもっと出かけよう! その先にはきっと素晴らしい出来事が待っている

山本さん「たとえば僕にとってのクルマは、野球で負けた時は球場の駐車場で頭を冷やす場所だったし、勝った日は喜びを噛み締める場所だったし、そう言ったプライベートな空間でした。だから、普段クルマに乗る機会が少ない人はぜひたくさんクルマに乗ってもらって、自分だけの場所がある大切さを感じてほしいなって思います。

 他にももちろん、家族との大切な思い出を作ることもできるし、頭を冷やすだけじゃなくて気分転換のために走りに出かけることだってできる。今の時代なら所有するだけじゃなくって、レンタカーでもカーシェアでも何でも良いと思います。色んな人に、少しでも良いからクルマに乗ってもらって、”クルマがある人生”の魅力を感じてほしいと思います。」

安東さん「僕も山本さんと同じで、プライベートな空間という魅力は大きいと思います。実は職場まで1時間くらいかかるところに自宅があるんですけど、仕事に行く時は集中力を高められる空間だし、1000人2000人規模の司会が終わった後は高揚しているので、帰りながらクールダウンすることもできます。

 そして僕の場合は、移動しながらクルマを操作している時が何よりも楽しい時間という事です。クルマってきっと、みなさんが思っているよりもずっと素敵な乗り物だから、いつもよりちょっとだけ長い時間乗ってみて、色々な意味で今一度クルマの魅力を見直して、素敵なカーライフを楽しんでいただけたら良いなと思います。」

ミウラに乗る山本さん。「コイツはもう手放せないよ」と語る
ランボルギーニミウラSVのV型12気筒エンジンはは385馬力/7,850rpmを発生させる
マルチェロ・ガンディーニがデザインしたミウラ デザインはもはや芸術品の域

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