2025年4月17日、ホンダは人気の軽スーパーハイトワゴン「N-BOX」に一部改良を行い、同年4月18日に発売すると発表しました。

　N-BOXは、2011年12月に初代モデルが登場した軽スーパーハイトワゴンです。

　ホンダ独自のセンタータンクレイアウトによる広い室内空間にくわえて、両側スライドドアがもたらす使い勝手の良さが大きな支持を集め、新車の販売台数ランキングでは、2020年度を除き、2017年度から2024年度まで普通車を含めた全新車販売台数で連続1位を記録。

　名実ともに「日本で一番売れているクルマ」と呼ばれる大ヒットモデルとなっています。

　現行モデルは2023年10月に発売された3代目で、キープコンセプトながら先代の親しみやすいデザインをリフレッシュ。

　先進安全運転支援システム「ホンダセンシング」を全タイプに標準装備し、また運転のしやすさや質感の向上を図るとともに、精悍なエアロタイプの「N-BOXカスタム」や、シリーズ初のクロスオーバータイプ「N-BOXジョイ」をラインナップしました。

　このように、キャラクターの異なる3つのバリエーションを用意することで、さらなる支持の拡大を目指しています。

　そんなN-BOXシリーズに今回、一部改良が発表されました。

　この一部改良では、N-BOXカスタム コーディネートスタイルに、より高級感を感じられるダーククロームメッキ仕様の「LEDフォグライト」と「フォグライトガーニッシュ」を標準装備。

　またN-BOXカスタム ターボには、同様のクロームメッキ仕様のLEDフォグライトとフォグライトガーニッシュを、メーカーオプション設定に追加しました。

　さらに、上質な装いが特徴のN-BOXファッションスタイルにおいて、ルーフとドアミラーにプレミアムディープモカ・パールを配色した2トーンカラーを追加。さらなる上品さを演出しています。

　一部改良を受けた新しいN-BOXシリーズの車両価格（消費税込）は、173万9100円（N-BOX FF）から247万5000円（N-BOXカスタムターボ 4WD・コーディネートスタイル・2トーン）です。

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　ホンダは今回のN-BOXシリーズの一部改良に際し、「これからもN-BOXで日本の暮らしに寄り添い、生活の広がりを感じていただけるクルマづくりを目指していきます」と説明。

　ますます「日本で一番売れているクルマ」の人気が高まることになりそうです。