「アレッ?」クルマどこ停めたっけ? 広い駐車場で起きる「プチパニック」現象… どうすればいい? 自分のクルマにたどりつく「裏ワザ」とは

ショッピングモールやイベント会場の広い駐車場で、自分のクルマをどこに停めたか分からなくなることはありませんか。そんな悩みを解消する便利な方法について紹介します。

「ハイテク」から「ローテク」まで!? さまざまな「対策」がある

 ショッピングモールや遊園地などの大型駐車場では、自分のクルマの位置を見失ってしまうことがあります。どのように対策すれば良いのでしょうか。

「…あれ?」自分のクルマ、どこ停めたっけ!?[イメージ画像:PIXTA]
「…あれ?」自分のクルマ、どこ停めたっけ!?[イメージ画像:PIXTA]

 食事や買い物、レジャーなどでウキウキした気分のときには、駐車位置をろくに確認せずにさっさとクルマを降りてしまいがち。

 でも、いざ帰るときになって「あれ? ない!」となるのは悲しすぎます。

 特に立体駐車場や地下駐車場では同じような無機質な風景が延々と広がっていて、自分のクルマを探すのにひと苦労した経験がある人も多いでしょう。

 しかし事前にちょっとした対策をするだけで、そんな悲劇を防ぐことができます。

 たとえば「Googleマップ」には、「駐車場所として設定」機能があります。

 駐車後に現在地を保存しておくことで、後からその場所までのナビゲーションが可能です。

 立体駐車場の場合、階数やゾーン番号をメモとして入力できるため、より正確にクルマの場所を特定できます。

 同様に「Yahoo!カーナビ」でも駐車位置を保存する機能が備わっています。

 アプリ内で位置を登録でき、地下などGPSが届きにくい場所では手動で修正も可能です。

 また、専用の便利アイテムを活用する方法もあります。

 例えばGPSトラッカー(GPS発信機)を車内に設置しておけば、スマホからリアルタイムでクルマの現在地を確認できます。

 最近では「紛失防止タグ」と呼ばれる小型の「スマートトラッカー」が注目されています。

 Appleの「AirTag」や、Life360の「Tile」などのデバイスを車内に設置すると、スマホアプリで位置情報を表示できます。

 対応アプリと連携させると、駐車場所を忘れてもアプリ内の地図で即座に確認でき、非常に便利です。

 しかしこうした“ハイテク”なアイテムを使わずとも、できることはあります。

 駐車した場所の周囲をスマホで撮っておくのが、もっともシンプルで、かつ有効な手立てです。

 近くの看板や建物、階数表示などをスマホで撮っておけば、後から目視で探すときの手がかりになります。

 特に目印の少ない立体駐車場などでは、記憶に頼るよりも写真が正確です。

 他にも、駐車位置の番号や周囲の状況をスマートフォンのメモ機能に書き留めておく方法もおすすめです。

 簡単なメモでも、位置を探す手助けになります。

※ ※ ※

 目的地に着いてさっさとクルマを降りてしまう前に、ここまで紹介した方法を活用してみましょう。

「クルマが見つからない」という悲劇も、未然に防ぐことができるはずです。

【画像】えっ! これが広い駐車場で「クルマを探す方法」です!画像で見る(27枚)

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Writer: 佐藤 亨

自動車・交通分野を専門とするフリーライター。自動車系Webメディア編集部での長年の経験と豊富な知識を生かし、幅広いテーマをわかりやすく記事化する。趣味は全国各地のグルメ巡りと、猫を愛でること。

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