マツダ最新型「“コンパクト”スポーツカー」初公開! ロータリーエンジン搭載&リトラ採用! RX-7後継な「アイコニックSP」泰国に登場
マツダは2025年3月、バンコクモーターショーで「MAZDA ICONIC SP(アイコニックSP)」をタイで初披露しました。「ジャパンモビリティショー2023」で世界初公開されたこのモデル、いったいどのようなクルマなのでしょうか。
ロータリーエンジン搭載のスポーツカー
マツダは2025年3月26日からタイ・バンコクで開催中の「バンコクモーターショー2025」において、次世代コンパクトスポーツカー「アイコニックSP」を現地で初披露しました。

このモデルは、2023年10月に日本で開催された「ジャパンモビリティショー2023」で世界初公開されたコンセプトカーで、「純粋に楽しいクルマがほしい」というクルマ好きをターゲットに開発された新世代のスポーツカーです。
パワートレインには、マツダの象徴とも言える2ローター式ロータリーエンジンを搭載。このエンジンは車輪を直接駆動するのではなく、発電機として作動する「Rotary-EVシステム」のためのもので、駆動はモーターで行われます。
このロータリーエンジンは、多様な燃料に対応し、特に水素や微細藻類由来のクリーンエネルギーに最適化されている点が特徴です。
ボディ設計では、鼓動デザインと「人馬一体」のフィロソフィーが継承され、50:50の前後重量配分、低重心、軽量設計などが採用されています。
EV時代においても運転の楽しさを追求するマツダの姿勢が色濃く反映されたモデルです。
外装色には「VIOLA RED(ヴィオラレッド)」を採用。光と影のコントラストを活かしながら、赤の持つ情熱と品格を融合させた色調で、ブランドの美学を表現した色調です。
なお同イベントでは、マツダ初の100%電動車「Mazda 6e」、小型乗用車「Mazda2 Essential」、特別仕様の「MX-5 35th Anniversary Edition」なども同時に出展。マツダのカーボンニュートラル戦略「Multi-Solution Technology」の一環として、xEV(電動化)ラインナップの多様化をアピールしています。
今回タイで披露されたアイコニックSPは、現在も開発段階にあるものの、将来的にはロータリースポーツの新たな系譜として商品化の可能性が期待されています。
もしアイコニックSPが発売されれば、かつてのロータリースポーツ『RX-7』の後継的な存在として大きな注目と人気を集めることでしょう。
超!超!撲滅運動!
ヴェルケル式ロータリーでは発電専用でもエミッションをクリア出来ない。市販化される事はあり得ない。