カワサキ新型「KLX230SM」登場! パワフルな単気筒×軽量ボディでめちゃ楽しい! 希少な“国産”「モタードモデル」が販売店でも話題に
カワサキのスーパーモトモデル「KLX230SM」は、軽快な走行性能とスタイリッシュなデザインで、多くのライダーから注目を集めています。販売店ではどんな反響があるのでしょうか。
注目が集まるスーパーモト「KLX230SM」の反響は
カワサキのKLXシリーズは、オフロード性能に優れた軽量スーパーモトモデル(モタードモデル)として多くのライダーから支持されています。中でも、KLX230をベースにオンロードでのスポーティな走行に特化しているのが、2025年1月3日に発売された「KLX230SM」です。

KLX230SMは、ライダーが軽快に操作できるように車体がスリムに設計されており、フラットなシート形状と相まって、スムーズなライディングポジションを実現しています。
また、前後17インチのホイールを採用し、フロントには倒立フォークを装備するなど、足回りにはオンロードでの走行に特化した設計が施されています。
一方で、エンジンやフレームはKLX230と共通のものを採用。232ccの空冷4ストローク単気筒エンジンは低中速域でのトルクを重視したセッティングとなっており、軽量な車体と相まって、街乗りやツーリングでの扱いやすさが特徴です。
このように、エンジンやフレームは共通でありながらも足回りのセッティングを変更し、オンロードでの性能を高めている点が、KLX230SMの魅力と言えるでしょう。
そして機能面も、シンプルな構造ながら現代のライディングスタイルに対応する機能を備えています。
たとえば、スマートフォンとBluetoothで接続できる「Kawasaki RIDEOLOGYアプリ」に対応し、より便利なライディングが体験できます。この機能により、ライダーはスマートフォンを通じて車両の情報を確認することが可能です。
カラーバリエーションは、深みのあるブルーが印象的な「ファントムブルー」と無骨でシックな「バトルグレー」の2色が展開され、車両価格(消費税込)は、61万6000円です。
発売から1ヶ月が経過しようとしているKLX230SMは2025年2月現在、販売店ではどのような反響があるのでしょうか。
関東のカワサキプラザ担当者は「KLX230シェルパと同様に、KLX230SMも人気車種となっており、なかなか販売することができません」と話します。
また、関西のカワサキプラザ担当者は「KLX230SMの在庫は現在店舗になく、シェルパよりも待ち時間が長くなる可能性があります」と話していました。
このように、KLX230SMはKLX230シェルパと同様、もしくはそれ以上に人気が高いため、需要に対して供給が追いつかず、在庫不足の状態が続いているようです。明確な納車日が確認できないことからも、その人気の高さがうかがえます。
現行車で購入できる希少なスーパーモトモデル(モタードモデル)ということもあり、多くのライダーから注目を集めているKLX230SM。
納車までしばらく時間を要することになりそうですが、今のうちから予約しておけば、ツーリングシーズンの解禁とともに走り出せる可能性もあります。
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■主要諸元
・全長×全幅×全高:2035mm×845mm×1125mm
・シート高:840mm
・車両重量:137kg
・乗車定員:2人
・エンジン型式:空冷4ストローク単気筒エンジン
・総排気量:232cc
・最高出力:18PS/8000 rpm
・最大トルク:19Nm/6400 rpm
・燃料消費率 WMTCモード値:34.7 km/L
・燃料タンク容量:7.6L
『国産』って記事の見出しに書かれていますが、まぁ普通にインドネシア生産ですよ。しゃーないけどね。