レクサスが「NX250」の生産終了を発表! 新車500万円切り×シンプルな「2.5Lエンジン」搭載の「お手頃モデル」が6月に消滅へ… 「純ガソリン」は“2.4Lターボ”の高性能モデルのみに
レクサスは公式サイトでミディアムSUV「NX250」を生産終了すると発表しました。
非ハイブリッドはターボの「NX350」のみに
レクサスは2025年2月13日、公式サイトで「NX」の一部モデルを生産終了すると発表しました。
生産終了時期は2025年6月を予定しています。

NXは2014年に登場したミディアムSUVです。扱いやすいボディサイズに、レクサスらしいラグジュアリーな仕立てとSUVらしい力強さを両立させています。
以後、SUVの人気上昇とともに、国内レクサスの販売を牽引する主力モデルへと成長しています。
現行型は、2021年11月に発売した2代目です。レクサスの中核を担う車種として、次世代のデザインを採用。先進運転支援システム「レクサス セーフティ システム+」の性能向上などが図られています。
これまで幾度かの改良が実施されていますが、直近では2024年2月にも実施。主にブレース追加による剛性向上や、サスペンションチューニングなどを変更し、操縦安定性と乗り心地を向上させています。
ボディサイズは、全長4660mm×全幅1865mm×全高1675mmで、ホイールベースは2690mmです。
パワートレインは従来のガソリンモデルやハイブリッドモデルに加え、レクサス初のPHEVなど多彩なパワートレインを設定。
現在は、2.5リッター自然吸気(NA)ガソリン、同エンジン+ハイブリッド、同エンジン+PHEV、2.4リッターガソリンターボの4タイプ展開で、2.5リッターハイブリッドと2.5リッターガソリンでは駆動方式にFFも用意しています。
このうち今回生産終了がアナウンスされたのは、2.5リッター自然吸気(NA)ガソリンモデル「NX250」。
NXの全ラインナップでエントリークラスを担うほか、高級感を高めた「バージョンL」も設定されています。価格(消費税込)は485万円から595万6000円です。
生産終了の理由についてレクサスは明らかにしていませんが、ハイブリッドではない純ガソリン車は2.4リッターガソリンの高性能タイプ「NX350」のみとなります。
2月13日現在のところ、NX250の納期は公式サイト上で「2ヶ月~3ヶ月」となっており、まだ注文は受け付けていますが、生産終了にあわせて順次受注停止になるものとみられます。
Writer: くるまのニュース編集部
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