えっ…!「すごくキラキラしてる」埼玉県の交差点名がスゴい!? あまりに「謎すぎる」地名の理由は…驚きの「駐車場は198台収容可能」
埼玉県富士見市には「キラリ☆ふじみ」という交差点があります。案内板にもしっかりと「☆」マークが記されています。これには交差点の前にある施設が関係しているようです。その由来や市民からの反響について調べてみました。
謎の星マークの理由は
埼玉県富士見市に「キラリ☆ふじみ」という、変わり種の交差点名があります。なぜこのような交差点名が誕生したのでしょうか。

結論から言うと、この交差点名の元になったのは、目の前に2002年11月にオープンした文化会館「富士見市民文化会館 キラリ☆ふじみ(以下、キラリ☆ふじみ)」です。
これ自体、公共の施設名に「☆」が入るという、ユニークかつインパクトのあるものです。
富士見市によると、この「キラリ☆ふじみ」の施設名は市民公募によって決められ、応募点数約300点の中から選ばれました。
ユニークな施設名には「キラリ☆ 輝きあう 一瞬のために富士見市の新しいシンボルとして」「キラリ☆ 個性が輝くように」「キラリ☆ 富士見ブランド文化が全国に輝くように」「キラリ☆ 水と緑と光の調和で輝くよう」といった願いが込められているそうです。
オープンしてから20年以上が経過したこともあり、富士見市民にとって「キラリ☆」といえばキラリ☆ふじみのことを指すくらい、すっかり定着しています。
余談ですが、名称に「☆」がついた有名なものとして、お父さんお母さん世代であれば、歌手の「つのだ☆ひろ」を思い出す人も多いのではないでしょうか。
ちなみにこの人の場合、そのままで「つのだひろ」では区切る場所を間違って読まれることが多いため、「☆」マークを入れて「つのだ☆ひろ」となったのだそうです。
また、宇宙海賊を名乗る芸人「ゴー☆ジャス」や、歌手や俳優としても長年活躍しているピーター(この呼び名は2018年まで)こと「池畑慎之介」も名前に「☆」マークをつけていたりいなかったり・・・と、芸名として使われることがあります。
閑話☆休題。富士見市のキラリ☆ふじみは「市民文化会館」の施設名にあるように、市民の文化・芸術を発信する中心施設として、年間を通じて音楽や演劇、伝統芸能、ダンス、ワークショップなど、さまざまなプログラムが組まれています。
また、音楽活動やダンス、バレエなどの練習に適したスタジオをはじめ、絵画や写真などの作品を展示できる展示および会議室など、あらゆる文化・芸術活動をサポートできる施設です。
さらに「映える」施設の外観を利用したTVドラマや映画の撮影、雑誌等の撮影が行われることもあり、文字どおり文化会館としての役目を担っているのです。
キラリ☆ふじみのアクセスですが、最寄り駅は東武東上線鶴瀬駅で、ここから徒歩だとおよそ25分掛かります。
そのため、鶴瀬駅東口バス停より市内循環バスに乗り、10~15分ほど乗車して「富士見市役所」停留所で下車します。
クルマの場合、関越自動車道所沢インターから約20分。
駐車場は198台分確保されていますが、イベントがあるときは満車になることが予想されるため、事前にホームページ等で確認した方が良さそうです。
なおキラリ☆ふじみは、大規模改修工事のために2025年12月1日~2027年1月4日まで長期間の全館休館を予定しているとのこと。
キラリ☆ふじみの向かいには大型商業施設「ららぽーと富士見」があり、全館休館はまだ先ではありますが、今度の休日にはこちらでのショッピング兼ねつつ、現地を訪ねて「☆」マークの存在をこの目で確かめてみてはいかがでしょうか。
コメント
本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿や、URLを記載した投稿は削除する場合がございます。